ノエル・カワード

けっこうなドタバタ劇~松竹ブロードウェイシネマ『プレゼント・ラフター』

松竹ブロードウェイシネマ『プレゼント・ラフター』を見た。ノエル・カワードの喜劇の再演で、2017年のモリッツ・フォン・スチュエルプナゲル演出、ケヴィン・クライン主演のプロダクションである。 broadwaycinema.jp 2019年のNTライヴ版を既に見ていたのだ…

近代劇って実はオタサーの物語なのでは…NTライヴ『プレゼント・ラフター』(ネタバレあり)

ナショナル・シアター・ライヴで『プレゼント・ラフター』を見た。ノエル・カワードが1930年代末に書いた戯曲だが(40年代まで初演はされなかったらしいが)、たぶん日本ではあまり知られておらず、現在のところ手に入る翻訳はない…と思う。これはマシュー・…

スクリーンと舞台の融合〜『逢びき』(ネタバレあり)

ヘイマーケットにあるエンパイア・シネマでエマ・ライス演出『逢びき』を見てきた。言わずと知れたノエル・カワードの有名戯曲でデヴィッド・リーンの映画化で名高い。駅で出会ったローラとアレック、家庭を持つ2人の男女の恋愛を丁寧に描いたロマンスものの…

オールドヴィック座、ノエル・カワード作『生活の設計』(Design for Living)

初めてノエル・カワードの芝居を見てきた。オールドヴィックでやってた『生活の設計』である。 これは大変有名な戯曲でエルンスト・ルビッチが脚色して映画化してるのだが、映画は未見。カレッジにDVDがあれば予習していこうと思ったのだが、うちのカレッジ…