から騒ぎ

メキシコ革命と初期映画を取り入れた楽しい演出〜グローブ座『から騒ぎ』

グローブ座でマシュー・ダンスター演出『から騒ぎ』を見てきた。 この演出の特徴は時代設定が1914年、革命期のメキシコだということだ。衣装や音楽もメキシコ風のカラフルで華やかなものだ。セットは鉄道貨車みたいなものを背景に置いていて、これを使って立…

楽しいリーディング公演〜シェイクスピア遊び語り『空騒ぎ』

絵本塾ホールで三輪えり花演出、シェイクスピア遊び語り第13弾『空騒ぎ』を見てきた。このシリーズを見るのは初めてである。 5人の役者(三輪えり花、LUTHERヒロシ市村、岩崎MARK雄大、岩田翼、鈴木美紗)とピアニスト1人(加藤千晶)で全部の役をするリーディン…

歌と踊りはほぼいらない〜座・高円寺2『から騒ぎ』

座・高円寺2でタイプスプロデュース公演『から騒ぎ』を見てきた。前の『ロミオとジュリエット』よりはマシになったが、それでもイマイチなところが多い。 まず、初日ということもあってか台詞がつっかえたり、もたついたり、間がおかしかったりするようなと…

グローブ座ふう、駒場の『から騒ぎ』

駒場の21KOMCEE MMホールで『から騒ぎ』を見てきた。うちの指導教員だった河合祥一郎先生の新訳・演出によるものである。 ハコは劇場ではなくただの多目的ホールで、真ん中をあけて椅子を四方に並べるだけ。道具といえば椅子くらいしか使わず、もちろん背景…

RSC、インド版『から騒ぎ』〜コンセプトがいいのに準備不足で技術が追いつかなかった典型例

ノエル・カワード座でRSCの『から騒ぎ』を見てきた。舞台はインドに移し、主要キャストを全て南アジア系の役者で固め、ビアトリス役にはコメディのスターであるミーラ・サイアルを起用。全体的にボリウッド風味の演出。 で、体面を重視し、華やかな結婚式な…

ウィンダム座、デイヴィッド・テナント主演『から騒ぎ』〜いやいや、テナントはドクターをやめても時空を操ってますよ

ウィンダム座でドクター・フーことデイヴィッド・テナントとキャサリン・テイトが主演する『から騒ぎ』を見てきた。テナントはイギリスではお茶の間の大スターだし、テイトとテナントは既に『ドクター・フー』で共演したことがあるので大変話題のプロダクシ…

グローブ座『から騒ぎ』〜とにかく楽しい!

グローブ座で『から騒ぎ』を見てきた。これはシェイクスピア喜劇の中でも私が一番気に入ってる作品なのだが(全てのラブコメ映画はこの芝居なしには存在し得なかったであろう)、今シーズンはグローブとウィンダム両方で上演されるので嬉しい。 戯曲自体がお気…