ギルバート・アンド・サリヴァン
国際ギルバート・アンド・サリヴァン祭による『ユートピア有限会社』を配信で見た。ジェフ・クラークの演出である。これはギルバート・アンド・サリヴァンの演目でもほとんど上演されないもので、国際ギルバート・アンド・サリヴァン祭でも上演されるのは2回…
国際ギルバート・アンド・サリヴァン祭の配信で『アイオランシ』を見た。John Savournin演出のプロダクションで、初めて見る演目である。 妖精アイオランシ(メリエル・カニンガム)は人間の男と結婚したかどで妖精の国を追われ、夫とは関係を断ってひとりで…
国際ギルバート・アンド・サリヴァン祭の『ペンザンスの海賊』を配信で見た。サラ・ヘルスビー・ヒューズ演出のものである。『ペンザンスの海賊』は既に2回、生の舞台で見たことがある。 お話じたいはメチャクチャな作品なのだが、全体的にハリウッドの昔の…
国際ギルバート・アンド・サリヴァン祭『ゴンドラの船頭たち』を見た。レイチェル・ミドル演出、Forbear! Theatreによる上演である。2022年8月1日の上演である。この演目は一度、以前にハロゲイトの国際ギルバート・アンド・サリヴァン祭で観劇したことがあ…
バクストンで実施された国際ギルバート・アンド・サリヴァン祭の配信でピークオペラの『ミカド』を見た。ピークオペラはバクストンで実施されるこのフェスのために作られた劇団らしい。2022年8月2日の上演である。 オーソドックスな演出なのだが、やはり今の…
ギリシャ国立オペラの『ミカド』を配信で見た。2017年の上演を収録したものである。ギリシャ語で歌われ、字幕はギリシャ語だけで英語字幕はつかない。 www.nationalopera.gr 字幕がないのでちょっと全部理解できたかあやしく、わりとよくわからなかったとこ…
日本語版ウィキペディアで、ギルバート・アンド・サリヴァンのサヴォイ・オペラ『ペンザンスの海賊』の記事を翻訳+加筆で作りました。10万バイト越えで、今まで作った記事の中で一番の大作です。
新国立劇場で『ミカド』を見てきた。びわ湖ホールからの招聘公演で、演出・訳詞は中村敬一。 ちょっとデフォルメした日本ふうの服装にやはり日本風の背景が設置され、後ろにはいろいろな日本の風景の画像が場面に応じて映し出されるという美術になっている……
秩父宮記念市民会館開館記念公演ちちぶオペラ『ミカド』を見てきた。『ミカド』の舞台はティティプーという街なのだが、これは秩父ではないかとも言われており、このため秩父ではもう既に何度も『ミカド』を上演している。イギリスのギルバート・アンド・サ…
レズリー・ウェイド演出、ギルバート・アンド・サリヴァンの『軍艦ピナフォア』を見てきた。 『軍艦ピナフォア』は、話じたいはメチャクチャな作品である。軍艦ピナフォアの水兵レイフはコーコラン船長の娘ジョゼフィンに恋しているが、身分の違いでなかなか…
さてさて、本命であるギルバート・アンド・サリヴァン・フェスティバルのレポートである。 ギルバートとサリヴァンは19世紀末に活躍した喜歌劇の作者チームで、ギルバートが台本作家、サリヴァンが作曲家である。この人たちが作った一連の演目はサヴォイ・オ…
ハックニーエンパイア座でサーシャ・リーガン演出、オールメール版『ペンザンスの海賊』を見てきた。 ハックニーエンパイア座は国の指定建築物で、20世紀初頭のミュージックホールの雰囲気をよく残している建物である。 あらすじはこの間のを見ていただくと…
キングズヘッド座でパブオペラ版『ペンザンスの海賊』を見てきた。ギルバート&サリヴァンもパブシアターも久しぶり。実は来週同じ演目のオールメール版を見に行くので本日は予習のつもりだったのだが、想像以上に面白かった。 とりあえず話はギルバート&サ…
ロンドンコロシアムでギルバート&サリヴァンのオペレッタ『ミカド』を見てきた。19世紀末のロンドンを席巻した大人気オペレッタで、今でも英語圏では大人気らしい。しかしながら日本のミカドを題材にしていて不謹慎(?)だということで日本ではほとんど上演さ…