音楽

何度フラれても、ちゃんと自分で立ってる~『ロケットマン』(ネタバレあり)

『ロケットマン』を見た。言わずと知れたエルトン・ジョンの伝記映画である。 www.youtube.com 脚本がリー・ホール、ジェイミー・ベルが出演していて、ミュージカル版『ビリー・エリオット』に音楽を提供エルトン・ジョンの伝記映画ということで、かなり『ビ…

ストックホルム観光(ダンス博物館、演芸博物館、ヴァーサ号博物館、ABBA博物館)

ストックホルムでは少しだけ観光もした。 こちらはダンス博物館。Rolf de Maréという個人のコレクションがもとになっているらしい。 ダンス博物館。 演芸博物館。舞台芸術や音楽に関する資料をたくさん集めた博物館で、すごく見応えがあった。演劇関係者は必…

Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展

五反田で「Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展」を見てきた。これはロンドンのサーチギャラリーで既に一度見ている。 入り口 中は撮影可能である。後世はだいたいロンドンと同じだが、ただ最後の3Dシアターの上映環境はロンドンのほうが良かったと…

字幕がかなり間違ってる~『クイーン ヒストリー 1973-1980』&『クイーン ヒストリー2 1980-1991』

初めて吉祥寺アップリンクに行って『クイーン ヒストリー 1973-1980』と『クイーン ヒストリー2 1980-1991』を見てきた。2005-2006年に作られたクイーンのドキュメンタリーである。 前編のほうは雑誌『ギタリスト』のコメンテイターがブライアン・メイが各曲…

ラカンターズ行ってきた

今日は赤坂BLITZでラカンターズを見てきた。とにかくジャック・ホワイトが昔から大好きで、今回初めてライヴで見たが、やはりラカンターズはスーパーグループである。アンコールで"Steady, As She Goes"をやった時はとても盛り上がった。 smash-jpn.com

ウィキペディアに[[トゥーセット・ヴァイオリン]]の記事を作りました

日本語版ウィキペディアに「トゥーセット・ヴァイオリン」の記事を翻訳で作りました。東アジア系のヴァイオリニストであるブレットとエディがやっているクラシック音楽の啓蒙・諷刺番組を配信するオーストラリアのYouTuberデュオです。YouTuberの記事は初め…

ちょっと序盤の情報整理が足りない気が…『ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡』

『ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡』を見てきた。ギタリストのミック・ロンソンについてのドキュメンタリーである。 www.youtube.com 才能があったにもかかわらず、なかなか日のあたりづらいミック・ロンソンの業績を、本人や関係者の発言をもとに…

カンフーする『ザ・コミットメンツ』~『ノーザン・ソウル』

『ノーザン・ソウル』を見てきた。 www.youtube.com 舞台は1974年のバーンズワース。パッとしない毎日を送るジョン(エリオット・ジェームズ・ラングリッジ)はたまたま行った若者クラブでブラックミュージックが大好きでオシャレなマット(ジョシュ・ホワイト…

文春オンラインに「「クイーン」と「シェイクスピア」の共通点から考える、何が金や人気を生むのか」を寄稿しました

文春オンラインに「「クイーン」と「シェイクスピア」の共通点から考える、何が金や人気を生むのか」を寄稿しました。クイーンとシェイクスピアを手がかりに、正典形成、受容、マーケティングについて考える記事です。正典形成プロセスについてはかなり単純…

内容はいいが、字幕がちょっと…『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』

『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』を見てきた。伝説的な女性パンクバンドの事績を追ったドキュメンタリー映画である。 www.youtube.com 亡くなったカリスマ的なリードヴォーカル、アリ・アップの遺言により作られたそうで、珍しいフッテージもたく…

グレタ・ヴァン・フリートのライヴに行ってきました

新木場 Studio Coastでグレタ・ヴァン・フリートのライヴに行ってきた。 楽しかったのだが、私はチビでほぼバンドが見えなかったため、たまに脳内の悪のハロルド・ブルームが「お前が聴いてるのはレッド・ツェッペリンだ」と囁きかけてくる妄想に襲われた。

[[グレタ・ヴァン・フリート]]を作成

週末ライヴに行くつもりなのでグレタ・ヴァン・フリートの記事を日本語版ウィキペディアに作りました。だいたい翻訳で、受容の節だけ自分で書いたのですが、レッド・ツェッペリンにソックリだということについてはなんかいろいろひどいこと言われてて、かわ…

誰か日本語フリースタイルラップの動画をコモンズに下さい

フリースタイル (ラップ)の記事を翻訳で日本語版ウィキペディアに作ったのですが、ウィキメディアコモンズでは日本語のフリースタイルラップの動画が見つからなかったので、どなたかライセンスOKな日本語フリースタイルの動画をお持ちの方は是非ウィキメディ…

カート・コバーンがスタジアムロックやってるんだから、そりゃツラいよな…『アリー/スター誕生』

ブラッドリー・クーパーの初監督作『アリー/スター誕生』を見てきた。1937年のウィリアム・ウェルマン監督、ジャネット・ゲイナー主演の『スタア誕生』が原作で、1954年にジュディ・ガーランド主演で、1976年にバーブラ・ストライサンド主演でリメイクされて…

マイケル・ケインがナレーターなだけで邪推しちゃうじゃん~『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』

『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』を見てきた。マイケル・ケインが製作、出演をつとめた、スウィンギング・ロンドンについてのドキュメンタリーである。 www.youtube.com 音楽、服飾、写真などいろいろな角度からスウィンギング・ロンドン…

死んだフリしても、死んでない~『L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド』

『L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド』を見てきた。バンドのL7についてのドキュメンタリーである。キックスターターでクラウドファンディングやってた時から応援していた映画プロジェクトである。 www.youtube.com 全員女性で政治的にも音楽的にも先端的だ…

「ブリティッシュ・インヴェイジョン」の記事を強化しました

ウィキペディアの「ブリティッシュ・インヴェイジョン」の記事を翻訳で強化しました。まだちょっと加筆が必要ですが…

ただのラビッシュ~『モダンライフ・イズ・ラビッシュ ロンドンの泣き虫ギタリスト』(ネタバレあり)

『モダンライフ・イズ・ラビッシュ ロンドンの泣き虫ギタリスト』を見てきた。一言出言うと、この映画じたいがただのラビッシュ(ゴミ)みたいな内容だった。 www.youtube.com 舞台はロンドンである。主人公でロックミュージシャン志望のリアム(ジョシュ・ホワ…

女王を称えてるだけ~『ボヘミアン・ラプソディ』における、クイーンの外に広がる闇

『ボヘミアン・ラプソディ』を見てきた。言わずと知れたクイーンの伝記映画である。 www.youtube.com 主人公であるザンジバル生まれのパールスィー家庭の息子フレディ(ラミ・マレック)がギターのブライアン(グウィリム・リー)とドラムのロジャー(ベン・ハー…

セイチェント III レクチャーコンサート「過去の将来」 ~古楽と現代の狭間から~

「セイチェント III レクチャーコンサート「過去の将来」~古楽と現代の狭間から~」を見てきた。前半はアンソニー・プライヤーの講演、後半は17世紀から18世紀の音楽の演奏だった。講演はわかりやすくて面白いもので聞き足りないくらいだったし、演奏のほう…

イギー・ポップがカワイイ!〜『アメリカン・ヴァルハラ』

イギー・ポップがクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミと組んで作ったアルバム『ポスト・ポップ・ディプレッション』の製作状況とツアーを撮ったドキュメンタリー映画『アメリカン・ヴァルハラ』を見てきた。 イギーとジョシュの他、ク…

ビートルズ展「Ladies and Gentlemen... THE BEATLES!」+ロックの殿堂ジャパンミュージアム

有楽町の無印の建物の中にあるビートルズ展「Ladies and Gentlemen... THE BEATLES!」とロックの殿堂ジャパンミュージアムに行ってきた。 ビートルズ展はこんな感じ。 展示品はともかく、解説パネルの作り方にはけっこう閉口した。この写真にある右上のパネ…

生きるための音楽〜『ソニータ』(ネタバレあり)

『ソニータ』を見てきた。ロクサレ・ガエム・マガミ監督によるドキュメンタリーで、イランに住むアフガニスタン難民の少女で、ラッパーを目指すソニータを撮った記録である。 ソニータは苦しい状況の中でもラッパーになる夢に向かって努力している。ところが…

血も涙もないハッピーなバンドドキュメンタリー~『ギミー・デンジャー』

ジム・ジャームッシュ監督によるザ・ストゥージズのドキュメンタリー映画『ギミー・デンジャー』を見てきた。 ザ・ストゥージズがどういうところから出てきたか、そしてどうバラバラになっていったのかを、バンドメンバーや関係者の証言に基づいて丁寧かつ面…

創造性と文化交流〜『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』

モーガン・ネヴィル監督の音楽ドキュメンタリー映画『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』を見てきた。ヨーヨー・マが世界各地の才能ある音楽家を集めて協働で演奏を行う「シルクロード・アンサンブル」プロジェクトを追った作品である。 凄くポジティブな音…

地元の劇場を支援しよう!〜『SING/シング』(ネタバレあり)

『SING/シング』を見てきた。 擬人化された動物の世界を舞台にしたアニメである。根っからのショーマンで自分が所有しているムーン劇場の経営に四苦八苦している興行主、コアラのバスター・ムーン(マシュー・マコノヘイ)は起死回生の一策として歌のコンテス…

「DAVID BOWIE is」展

天王洲アイルで「DAVID BOWIE is」展を見てきた。既にイギリスで見ていてその時に詳しい感想を書いており、あまり印象は変わらなかったのだが、『映像の世紀』や『戦場のメリークリスマス』についてのインタビュー資料などがロンドンで見た時よりも増えてい…

「つぶしの効く教育」をぶっとばせ!〜『天使にショパンの歌声を』(ネタバレあり)

レア・プール監督『天使にショパンの歌声を』を見てきた。60年代カナダ、ケベックの女子修道院付属音楽学校を舞台にした作品である。 日本語タイトルはほとんど内容に無関係…というか、そもそもショパンはピアノ曲が主な専門だし(一応「別れの曲」はキーポイ…

ボウイ展の様子がよくわかるドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』

ドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』を見てきた。ヴィクトリア&アルバート美術館で行われた展示に関するドキュメンタリー映画である。既にイギリスで展示を見ており、記憶をたどりながら見た(日本版も行く予定)。展示の見所やトークショーを織…

公営住宅から出た最後のロックスター〜『オアシス:スーパーソニック』

『オアシス:スーパーソニック』を見た。オアシスのドキュメンタリーで、ギャラガー兄弟を中心にデビュー直前くらいから1996年のネブワースでのライヴまでを追った作品である。 けっこう初期の頃から映像が残っているのと(編集や修正などはしてあると思うが)…