音楽
『クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル トラヴェリン・バンド』を見た。1970年にロイヤル・アルバート・ホールで行ったライヴの映像にCCRのキャリアに関する解説を付け足した音楽ドキュメンタリーである。ジェフ・ブリッジズがナレーションをつ…
『リバイバル69 ~伝説のロックフェス』を試写で見た。1969年にトロントで行われたロックンロール・リバイバルについてのドキュメンタリーである。 www.youtube.com このフェスはトロントの若いプロモーターであるジョン・ブラウワーが計画したもので、50年…
Netflixで『ワム!』を見た。タイトルからわかるようにワム!のドキュメンタリー映画である。 ワム!はジョージ・マイケルがメインでアンドルーがオマケみたいに扱われることもあるが、このドキュメンタリーを見てわかるのは、ワム!のカラーはけっこうアン…
『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』を試写で見た。福岡発の有名なロックバンドであるシーナ&ロケッツを作った鮎川誠とシーナに関するドキュメンタリーである。 www.youtube.com タイトルにも入っているように、誠とシーナが夫婦なので、音楽…
紫波町の野村胡堂・あらえびす記念館にも行ってきた。野村胡堂はこの町出身で銭形平次シリーズの著者なのだが、あらえびすという名前でクラシック普及に尽力した音楽評論家でもあったそうだ。 入り口 銭形平次の銭 「クラシック音楽の店」という昔風の看板 …
試写で『コンサート・フォー・ジョージ』を見てきた。2002年11月29日にジョージ・ハリスンの追悼のためにロイヤル・アルバート・ホールで開催されたコンサートの記録映画である。ジョージの家族とエリック・クラプトンがメインで企画された。 コンサートじた…
ルオーン・マガン監督のドキュメンタリー『ステップス・オブ・フリーダム』を見てきた。アイルランド映画祭2023の一環として上映されたもので、アイリッシュダンスの歴史に関する作品である。 最初にアイルランドのダンスが史料に登場して以降、18世紀のアイ…
ブリリアホールで『BACKBEAT』を見てきた。有名になる前のビートルズを描いた作品で、イアン・ソフトリー監督による1994年の映画の舞台化である。演出は石丸さち子で、再演なのだが私は日本初演は見られていない。 ジョン・レノン(加藤和樹)は画家志望の親…
ダニー・ガルシア監督『ナイトクラビング マクシズ・カンザス・シティ』を見てきた。グラムからパンクの時代にニューヨークのクラブとして一世を風靡したマクシズ・カンザス・シティを題材とする音楽ドキュメンタリーである。 www.youtube.com 作中でも述べ…
『ボノ&ジ・エッジ A SORT OF HOMECOMING with デイヴ・レターマン』をディズニー+で見た。U2の新アルバム『Songs Of Surrender』にあわせて作られたドキュメンタリーであり、基本的にボノとジ・エッジがデイヴィッド・レターマンをダブリンに招待していろ…
ドキュメンタリー 『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』を見てきた。ブレット・モーゲン監督による「デヴィッド・ボウイ財団唯一の公式認定ドキュメンタリー映画」である。ボウイの音楽はもちろん、映像がふんだんに使われている。 www.youtub…
ディズニープラスで配信開始した『エルトン・ジョン・ライヴ:Farewell from Dodger Stadium』を見た。エルトン・ジョンがFarewell Yellow Brick Road Tourの一環、北米最後のライヴとして行ったロサンゼルスのドジャー・スタジアムでの公演を撮ったコンサー…
『ミスタームーンライト〜1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢』を見てきた。ビートルズの武道館来日について、関係者や当時のファンなどに取材したドキュメンタリーである。 www.youtube.com 東芝のスタッフからファンクラブの人、財津和夫みたい…
『モリコーネ 映画が恋した音楽家』を試写で見た。20世紀映画音楽の巨匠である作曲家のエンニオ・モリコーネの人生について、『ニュー・シネマ・パラダイス』などで一緒に仕事をしていたジュゼッペ・トルナトーレ監督が作ったドキュメンタリーである。モリコ…
『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』を試写で見た。カナダのテレビ制作者であるポール・サルツマンが、若い頃にリシケシュのアシュラムでビートルズのメンバーと一緒に過ごした8日間を振り返ったドキュメンタリーである。ナレーションをモーガン…
『マーベル・シネマティック・ユニバース音楽考――映画から聴こえるポップミュージックの意味』にコラムを寄稿しています。書誌情報は以下の通りです。 北村紗衣「My Best Songs in MCU――MCU「あの曲、あの場面」ベスト3」添野知生、高橋芳朗『マーベル・シネ…
添野知生、高橋芳朗『マーベル・シネマティック・ユニバース音楽考 映画から聴こえるポップミュージックの意味』(イーストプレス、2022)に寄稿しています。 マーベル・シネマティック・ユニバース音楽考 映画から聴こえるポップミュージックの意味 作者:添…
『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』を見てきた。ポーグスのフロントマンであるシェイン・マガウアンのキャリアについてのドキュメンタリーである。監督は音楽映画の専門家とも言えるジュリアン・テンプルで、最近裁判が終わったばかりのジョニー・デップ…
湯浅政明監督『犬王』を見てきた。古川日出男の小説『平家物語 犬王の巻』のアニメ映画化である。脚本は野木亜紀子、キャラクター原案を松本大洋、音楽を大友良英がつとめている。 www.youtube.com 南北朝の時代が舞台で、異形の者として生まれたが猿楽の芸…
『エコー・イン・ザ・キャニオン』を見てきた。 www.youtube.com ローレル・キャニオンの音楽を扱った音楽ドキュメンタリーだが、少し前に公開された『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』とは違う映画である。ジェイコブ・ディランがさま…
『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』を見た。ドキュメンタリー番組The Choirをもとに大きく脚色した映画で、多少実話に基づいている。『フル・モンティ』の監督であるピーター・カッタネオ監督作である。 www.youtube.com 2009年、英国のフリットクロ…
スージー・クアトロに関するドキュメンタリー『スージーQ』を見た。 www.youtube.com スージー・クアトロの幅広いキャリアをプレジャー・シーカーズの頃から追うものである。クアトロ姉妹を中心に結成されたデトロイトのプレジャー・シーカーズは女性だけの…
『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』を見てきた。 www.youtube.com 1960年代から70年代にかけて、ロサンゼルスの音楽文化の中心地だったローレル・キャニオンについてのドキュメンタリーである。ロサンゼルスの中心部のすぐ近くにあるの…
『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』を見た。 www.youtube.com リンダ・ロンシュタットの業績を解説したドキュメンタリーである。リンダ・ロンシュタットというと、美声のみならずキュートで魅力的な恋多き女だったので、下世話な関…
エドガー・ライト監督の音楽ドキュメンタリー『スパークス・ブラザーズ』を見た。ロンとラッセルのメイル兄弟のバンドであるスパークスの来歴を辿ったドキュメンタリーである。 www.youtube.com スパークスはグラムロックの時代から活躍している古株で、もの…
松本市の少し北のほうに音楽教育のスズキ・メソードで有名な鈴木鎮一の記念館があるので行ってきた。見た目が完全にただの民家で、なかなか見つかりにくい。スズキイ・メソードがわりと情操教育寄りだからなのか、展示はけっこう故人を称える感じで、そんな…
『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』を見てきた。ピーター・ジャクソンによるドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』のヤマ場であるルーフトップ・コンサートを切り出したものである。 www.youtube.com ディズニーが配信している…
『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』を見た。 www.youtube.com 1960年代初め、ウェールズのモンマスシャ、ロックフィールドに住むキングズリーとチャールズのウォード兄弟が、農家の一部をスタジオに改装したことがきっかけで生まれた滞在型スタジオに…
渋谷の西武でやっている「QUEEN 50周年展 -DON'T STOP ME NOW-」を見てきた。 queen-exhibition.jp 歌詞の原稿とか衣装とか写真、映像資料などいろいろなものが来ていて展示じたいはわりと充実している。ただ、わりと狭い通路で映像を上映していたりして少し…
日生劇場で『カプレーティとモンテッキ』を見てきた。こちらはベッリーニのオペラで『ロミオとジュリエット』と同じお話を原作にしているが、かなり内容も味わいも違う。ライヴ上演ではないが、ジョイス・ディドナートがロメオ役の上演が配信されており、そ…