ゴドーを待ちながら
エマニュエル・クールコル監督『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台』を見た。現代が舞台のフランス映画だが、お話は80年代にスウェーデンに起こった実話をもとに脚色したものである。 www.youtube.com 売れない役者のエチエンヌ(カド・メラッド)…
ニュー・グループ・オフ・ステージの『ゴドーを待ちながら』を有料配信で見た。スコット・エリス演出で、イーサン・ホークがウラジーミル、ジョン・レグイザモがエストラゴン、ラッキーがウォレス・ショーン、ポッツォがタリク・トロッターという豪華キャス…
新しくできた札幌文化芸術劇場hitaruのスタジオで、斎藤歩演出『ゴドーを待ちながら』を見てきた。 セットはシンプルで木が一本あるだけなのだが、横に長いセットで、そのセットの縦の辺を囲むようにして二方向に客席がある(満員でパイプ椅子を追加してた)。…
こまばアゴラ劇場でKawai Project『ゴドーを待ちながら』を見てきた。私の指導教員である河合祥一郎先生の新訳で、演出も河合先生がつとめている。 おそらく私が今まで見た中では一番正攻法で丁寧な『ゴドーを待ちながら』である。セットは何もない舞台に木…
ザ・スズナリで劇団東京乾電池の『ゴドーを待ちながら』を見てきた。柄本佑と柄本時生主演ということで、ウラジミールとエストラゴンがかなり若い。 非常にちゃんとした『ゴドー』だと思ったのだが、とりあえず柄本兄弟が出てきた瞬間になんともいえない出オ…
ヘイマーケット座、イアン・マッケラン主演『ゴドーを待ちながら』を見てきた。 全体的に面白かったと思うのだが、ひとつ思ったのは、『ゴドーを待ちながら』は見ていてすごいつらい芝居だということである。つらいというはチェーホフみたいに人間に対する視…