博物館

福岡(3)太宰府

太宰府で九州国立博物館に行って来た。何しろ近くに遺跡がたくさんある地域だし、古代の遺物や東アジアとの交易をうかがわせる物品が豊富である。 楽しそうな表情のはにわ これは鹿とイノシシらしい。 火炎のうしろに怪しいクマかげが 保存に関する展示。 て…

福岡(1)福岡市博物館

今日から福岡に来ており、昼から福岡市博物館に行って来た。とりあえずは有名な金印を堪能し(思ったより小さくてうまく写真が撮れなかった)、『刀剣乱舞』に出てきていた槍の日本号なども見てきた。 日本号 けっこう凝った細工がある 展示じたいはけっこう…

階段にも墓が口をあける~明治大学シェイクスピアプロジェクト『ハムレット』

明治大学シェイクスピアプロジェクト『ハムレット』を見てきた。 www.youtube.com 柱と柱の間がアーチのようになっている宮廷っぽいセットで、真ん中に大きな階段があり、2階建てでさらにその奥にもうひとつ、小高くなっている足場のようなところがある。両…

東京国立博物館特別展「古代メキシコ」

東京国立博物館で特別展「古代メキシコ」を見てきた。全く知識がなかったのだが大変面白く、とくにパレンケの赤い辰砂の中から出てきたという「赤の女王」のお墓まわりのものはこんなんよく貸してくれたなと思うような立派な出土品ばかりでびっくりした。私…

第2回東京国立博物館エディタソンが無事終了しました

第2回東京国立博物館エディタソンが無事終了しました。お越しくださった皆様、東京国立博物館の皆様、どうもありがとうございます。成果はこちらにリストしました。 ja.wikipedia.org

東北文学館めぐり(4)宮沢賢治記念館

花巻の宮沢賢治記念館に行ってきた。 入り口。 あやしいお出迎え。 イーハトーブ 絶対入りたくない店(中はお土産とレストラン) 花巻のこのあたりはどこもかしこも宮沢賢治関係のものばかりで、宮沢賢治産業があるんだな…とちょっとビックリした。

東北文学館めぐり(3)野村胡堂・あらえびす記念館

紫波町の野村胡堂・あらえびす記念館にも行ってきた。野村胡堂はこの町出身で銭形平次シリーズの著者なのだが、あらえびすという名前でクラシック普及に尽力した音楽評論家でもあったそうだ。 入り口 銭形平次の銭 「クラシック音楽の店」という昔風の看板 …

東北文学館めぐり(1)寺山修司記念館と三沢市歴史民俗資料館

先週末、青森と岩手に文学館めぐりに行ってきた。まずは三沢の寺山修司記念館に行って来た。 いかにもな外見 中はこんな感じ 机の引き出しを開けて、懐中電灯をつけてのぞいて見るという独特の展示方法 ポスターの展示 あじさいが咲く歌碑の遊歩道 遊歩道の…

昭和町風土伝承館杉浦醫院

ウィキペディアンの間では有名な、山梨県の昭和町風土伝承館杉浦醫院に行って来た。杉浦健造と義理の息子である三郎は山梨県の地方病こと日本住血吸虫症の撲滅に尽力した医師で、その業績を記念して作られた記念館である。もともと杉浦一族がやっていた昔の…

「PUI PUI モルカー展 DRIVING SCHOOL」

池袋のパルコで「PUI PUI モルカー展 DRIVING SCHOOL」に行って来た。えらい混雑で展示は少ないのだが、モルカーのジオラマが見られる。また、撮影に使う器具も展示されている。 ジオラマ 床からはえているニンジン 標識 撮影に使う器具。

岩崎ミュージアム

横浜の岩崎ミュージアムに行ってきた。ここは昔、ゲーテ座があったところで、今は博物館とホールがある。中では服飾は装飾品の常設展示が行われている。 山手ゲーテ座の入り口。

松本(4)鈴木鎮一記念館

松本市の少し北のほうに音楽教育のスズキ・メソードで有名な鈴木鎮一の記念館があるので行ってきた。見た目が完全にただの民家で、なかなか見つかりにくい。スズキイ・メソードがわりと情操教育寄りだからなのか、展示はけっこう故人を称える感じで、そんな…

松本(3)松本市はかり資料館

松本市はかり資料館に行ってきた。土蔵にいろいろな測量関係の物品が展示されている。小さい博物館だが、ここも興味深かった。 蔵にも展示がある。 蚕の雌雄を判別するためのはかりらしい。

松本(2)松本市時計博物館

松本市時計博物館に行ってきた。小さい博物館だが大変充実していて面白かった。 博物館の外観。大きな時計がある。 こちらも外にある時計。 内装。 金魚時計。 稼働しているローリング・ボール・クロック。 線香時計。糸は毎回焼き切れてしまうので取り替え…

北海道立文学館「北海道ゆかりの文学」&「砂澤ビッキの詩と本棚」展

北海道立文学館で「北海道ゆかりの文学ー2019年の主な受賞者とトピックス」展と「砂澤ビッキの詩と本棚」展を見てきた。実は「北海道ゆかりの文学ー2019年の主な受賞者とトピックス」展には、女性史学賞をとった私の本も展示されており、展示じたいは撮影禁…

奈良(3)美術館めぐり

最終日の午前中は美術館に行くことにした。まずは松伯美術館で「万葉の世界 展~「額田女王」挿絵原画を楽しむ」を見てきたのだが、これは井上靖『額田女王』に上村松篁がつけた挿絵の展示会だった。お話がちゃんとわかるように展示されており、これ以外にも…

スタントン(12)ウッドロー・ウィルソン大統領図書館・博物館

スタントンでは毎日学会があり、さらに観光地はほとんど車がないと行けないところなのでほぼ観光はしなかったのだが、スタントンには噂に聞く「大統領図書館」があって、博物館部分はリサーチ目的でない人にも公開されているというので行ってきた(なお、数日…

リンカーンが暗殺された史跡が保存されているフォード劇場

日曜日は文書館が休みなので、リンカーンが暗殺された史跡が保存されているフォード劇場の博物館に行ってきた。 タイムスロット制の入場で、かなり混んでいる。まずはリンカーン暗殺に関する展示を見る。 ブース一家は演劇一家でジョン・ウィルクス・ブース…

フォルジャーシェイクスピア図書館

ワシントンDC初日はフォルジャーシェイクスピア図書館にこもって調査をした。手稿を3つくらい文字起こしした。 フォルジャーのリーディングルーム

デザイン博物館「スタンリー・キューブリック展」

デザイン博物館でスタンリー・キューブリック展を見てきた。二部に分かれており、最初はアーカイヴ資料の展示で、キューブリックのリサーチの綿密さを示すような史料がたくさん展示されている。企画して作れなかった映画についての調査資料なども多数あり、…

ウェルカムコレクション"Smoke and Mirrors: The Psychology of Magic"(「煙と鏡:マジックの心理学」)

ウェルカムコレクションで"Smoke and Mirrors: The Psychology of Magic"(「煙と鏡:マジックの心理学」)という展示を見てきた。無料展示なのだが大変充実したもので、19世紀の心霊主義から奇術、最近の心理学における騙しやバイアスの研究成果などをとても…

ブリティッシュ・ライブラリー"Leonardo da Vinci: A Mind in Motion"展

ブリティッシュ・ライブラリーで"Leonardo da Vinci: A Mind in Motion"展を見てきた。貴重な手稿類からレオナルドの動きに関する考えを探求するというものである。このところ演技論の研究書などを読んでいるので、レオナルドが動きについてどう考えていたの…

ケンブリッジ訪問

ロンドンに到着したのだが、初日はバンクホリデーで文書館や図書館があいていないため、初めてケンブリッジ大学に行ってきた。 おめあてはアラン・チューリングが通っていたキングズ・カレッジ。 芝生は猫、鳥、教員以外立ち入り禁止らしい。 大きな教会が有…

コペンハーゲン(9)カレン・ブリクセン博物館

フレデリクスボー宮殿から東の方向にある、カレン・ブリクセン博物館にも行ってきた。デンマーク出身で、デンマーク語と英語で著作を書いた著名小説家である。映画化もされた「バベットの晩餐会」とか『アフリカの日々』の著者だ。イサク・ディネーセンとい…

コペンハーゲン(7)国立博物館とヴィクトリアンハウス

コペンハーゲン市内観光の最後は国立博物館に行ってきた。 入り口にある木の装飾。 ヴァイキングがかぶっていたのではない角付きかぶと 大きな伝統楽器 ヴァイキングの王座に座るエリン デンマークで初めて同性パートナーシップを結んだカップル、アクセルと…

コペンハーゲン(6)市庁舎

こちらはコペンハーゲン市庁舎。 市庁舎 アンデルセン像がある。 変わった銅像。ドラゴンと雄牛が戦ってる? 中庭の噴水。 バラと美しさを競うエリン

コペンハーゲン(5)円塔

こちらはかつての天文観測所である円塔(ラウンドタワー)。クリスチャン4世が建てたものだそうで、17世紀の建造物である。 階段ではなく、斜めのスロープになっているところが特徴。 チャペル。 エリンがちらり 現代アートの展示室もある。 頂上からコペンハ…

コペンハーゲン(3)王宮と演劇博物館

クリスチャンスボー宮殿にも行ってきた。二度も火事にあっているそうで、わりと新しい宮殿が大変立派だ。見る場所はいくつかの入り口に分かれている。まずは王室が使用する宮殿であるレセプションルームズを見学。 大変立派な内装。 書庫。 このテーブルは火…

ベッドフォードシャのお屋敷、レスト・パーク

ベッドフォードシャにあるお屋敷、レスト・パークに行ってきた。シェイクスピアに言及した現存する文書のうち、最初期のもののひとつがここで書かれたと言われている。 ルートンからタクシーで20分くらいのシルソーという辺鄙なところにあるのだが、ルートン…

トロント(3)バータ靴博物館

バータ靴博物館という、トロント大学の近くにある靴専門の博物館に行ってきた。 こんな内装。 展示室。 いろいろな靴が揃っている。 日本の神道で使う靴。 アシャンティ人の黄金の靴。 マーガレット・アトウッドの靴。 19世紀のファッションの危険性について…