博物館
北海道立文学館で「北海道ゆかりの文学ー2019年の主な受賞者とトピックス」展と「砂澤ビッキの詩と本棚」展を見てきた。実は「北海道ゆかりの文学ー2019年の主な受賞者とトピックス」展には、女性史学賞をとった私の本も展示されており、展示じたいは撮影禁…
最終日の午前中は美術館に行くことにした。まずは松伯美術館で「万葉の世界 展~「額田女王」挿絵原画を楽しむ」を見てきたのだが、これは井上靖『額田女王』に上村松篁がつけた挿絵の展示会だった。お話がちゃんとわかるように展示されており、これ以外にも…
スタントンでは毎日学会があり、さらに観光地はほとんど車がないと行けないところなのでほぼ観光はしなかったのだが、スタントンには噂に聞く「大統領図書館」があって、博物館部分はリサーチ目的でない人にも公開されているというので行ってきた(なお、数日…
日曜日は文書館が休みなので、リンカーンが暗殺された史跡が保存されているフォード劇場の博物館に行ってきた。 タイムスロット制の入場で、かなり混んでいる。まずはリンカーン暗殺に関する展示を見る。 ブース一家は演劇一家でジョン・ウィルクス・ブース…
ワシントンDC初日はフォルジャーシェイクスピア図書館にこもって調査をした。手稿を3つくらい文字起こしした。 フォルジャーのリーディングルーム
デザイン博物館でスタンリー・キューブリック展を見てきた。二部に分かれており、最初はアーカイヴ資料の展示で、キューブリックのリサーチの綿密さを示すような史料がたくさん展示されている。企画して作れなかった映画についての調査資料なども多数あり、…
ウェルカムコレクションで"Smoke and Mirrors: The Psychology of Magic"(「煙と鏡:マジックの心理学」)という展示を見てきた。無料展示なのだが大変充実したもので、19世紀の心霊主義から奇術、最近の心理学における騙しやバイアスの研究成果などをとても…
ブリティッシュ・ライブラリーで"Leonardo da Vinci: A Mind in Motion"展を見てきた。貴重な手稿類からレオナルドの動きに関する考えを探求するというものである。このところ演技論の研究書などを読んでいるので、レオナルドが動きについてどう考えていたの…
ロンドンに到着したのだが、初日はバンクホリデーで文書館や図書館があいていないため、初めてケンブリッジ大学に行ってきた。 おめあてはアラン・チューリングが通っていたキングズ・カレッジ。 芝生は猫、鳥、教員以外立ち入り禁止らしい。 大きな教会が有…
フレデリクスボー宮殿から東の方向にある、カレン・ブリクセン博物館にも行ってきた。デンマーク出身で、デンマーク語と英語で著作を書いた著名小説家である。映画化もされた「バベットの晩餐会」とか『アフリカの日々』の著者だ。イサク・ディネーセンとい…
コペンハーゲン市内観光の最後は国立博物館に行ってきた。 入り口にある木の装飾。 ヴァイキングがかぶっていたのではない角付きかぶと 大きな伝統楽器 ヴァイキングの王座に座るエリン デンマークで初めて同性パートナーシップを結んだカップル、アクセルと…
こちらはコペンハーゲン市庁舎。 市庁舎 アンデルセン像がある。 変わった銅像。ドラゴンと雄牛が戦ってる? 中庭の噴水。 バラと美しさを競うエリン
こちらはかつての天文観測所である円塔(ラウンドタワー)。クリスチャン4世が建てたものだそうで、17世紀の建造物である。 階段ではなく、斜めのスロープになっているところが特徴。 チャペル。 エリンがちらり 現代アートの展示室もある。 頂上からコペンハ…
クリスチャンスボー宮殿にも行ってきた。二度も火事にあっているそうで、わりと新しい宮殿が大変立派だ。見る場所はいくつかの入り口に分かれている。まずは王室が使用する宮殿であるレセプションルームズを見学。 大変立派な内装。 書庫。 このテーブルは火…
ベッドフォードシャにあるお屋敷、レスト・パークに行ってきた。シェイクスピアに言及した現存する文書のうち、最初期のもののひとつがここで書かれたと言われている。 ルートンからタクシーで20分くらいのシルソーという辺鄙なところにあるのだが、ルートン…
バータ靴博物館という、トロント大学の近くにある靴専門の博物館に行ってきた。 こんな内装。 展示室。 いろいろな靴が揃っている。 日本の神道で使う靴。 アシャンティ人の黄金の靴。 マーガレット・アトウッドの靴。 19世紀のファッションの危険性について…
池袋の光文社にあるミステリー文学資料館に行ってきた。「島田一男、大藪春彦、山村美紗 ── 没後20年展」という展覧会をやっており、この3人の原稿などを展示している。ちなみに大藪春彦はハンティングが趣味でバッファローを43頭も撃ったらしく、これは今な…
やっと早稲田の演劇博物館で 「沙翁復興 ― 逍遙からNINAGAWAまで」を見てきた。 私も少しだけ翻訳を手伝った展覧会で、とくに昔の台詞朗読音源など面白いものがけっこうある。無料だし是非どうぞ。
早稲田大学演劇博物館で10/14からはじまる「シェイクスピア没後400年記念特別展 沙翁復興 ― 逍遙からNINAGAWAまで」展で、マイケル・ドブソンの寄稿文翻訳を担当しました。無料なので是非足を運んでみてください。
明星大学でシェイクスピア没後400年記念特別展「シェイクスピアこそ人生だ。」を見てきた。 シェイクスピアがお出迎え。 展示内容は一部屋だけなのだが、おなじみのフォリオなどの他、坪内逍遙の自筆原稿などもある(これがかなり面白い)。シェイクスピア水も…
さてさて、今回グラスゴーにやってきたおめあてであるマウント・スチュアート・ハウスのファースト・フォリオ特別公開に向かう。ロスシーの港からバスに乗ってしばらくするとマウント・スチュアートの地所に到着。 しかしながらこのマウント・スチュアートの…
さて、ブレナム宮殿は実はオクスフォード大学の図書館でやっていた"Shakespeare's Dead"(「シェイクスピアは死んだ」)展を見るののついでであった。 まずはフォリオがお出迎え。 基本的にシェイクスピア劇における死なんかをテーマに関連文書を展示している…
ブレナム宮殿に行ってきた。ここはモールバラ公爵家の屋敷でけっこう辺鄙なところにある。私は博論でブレナム文書を使ったので(公刊されてるやつ)一度来てみたいと思っており、やっと訪問できた。 世界遺産になっており、大変立派なお屋敷である。 お屋敷の…
ワーテルローの戦いでナポレオンを破った軍人であるウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーが住んでいたアプスリー・ハウスに行ってきた。 中は撮影禁止だが、かなり豪華な屋敷である。ワーテルローの勝利を記念して開く晩餐会の部屋などはたいへん豪奢なも…
ウィンザー城で王室のシェイクスピアコレクションが公開されるということで、ウィンザーに行ってきた。 ウィンザーはこんな街である。 ギルドホール。 教会。 街の真ん中にお城がある。11世紀からこのかた、何度か包囲などされつつ、現在まで人が住み続けて…
ブリティッシュ・ライブラリ−で'Shakespeare in Ten Acts'(「十幕で語るシェイクスピア」)と'Punk 1976-78'(「パンク 1976-78年」)を見て来た。 'Shakespeare in Ten Acts'はシェイクスピアの没後400周年記念ということでかなり気合いが入っており、BLが持っ…
日曜日の午後はヘンリー・イン・アーデンに行ってきた。ストラットフォード・アポン・エイヴォンに近い小さな町で、こんな感じの街並みである。アイスクリームが名物として有名だ。 ?! ギルドホール。 ウォリックシャの熊の紋章。 教会。 教会にいたお友達…
さて、バーミンガム2日目はバーミンガム大学の図書館に行こうと思っていたのだが、見たい資料がバーミンガム大じゃなく翌日から行くことになっているシェイクスピア・インスティテュートにあるということで行く必要がなくなってしまい、あいてしまった。そこ…
バーミンガム図書館でおめあての展示を見た後、午後からバーミンガム大学にある古民家、ウィンターボーンに行ってきた。 1903年に地元のお金持ちであるネトルフィールド家が建てた家で、エドワーディアンなアーツ・アンド・クラフツスタイル。 中にもいろい…
レスターには他にもいろいろ史跡があり、充実したまちあるきができる。 これはギルドホール。 ギルドホールの庭から大聖堂方面を見たところ。 街の真ん中にある時計台。 レスターマーケット。 タウンホールの前の噴水でひとやすみ。 これは「ユダヤの壁」と…