「シェイクスピアの楽しみ方」オンライン講座が無事終わりました

 NHK文化センター梅田教室オンライン講座「シェイクスピアの楽しみ方」が無事終わりました。お聞き下さった皆様、どうもありがとうございます。これ以降、1年間はオンライン講座はやらないことになっておりますので最後の機会でした。

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だいぶわちゃわちゃしたSF大作~『流転の地球ー太陽系脱出計画ー』(試写)

 『流転の地球ー太陽系脱出計画ー』を試写で見た。『三体』の劉慈欣の短編をもとにしているそうで、『流転の地球』の前日譚である。地球をまるごと太陽系から動かす「移山計画」プロジェクトを描くSF大作だ。

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 全体的に非常にわちゃわちゃした感じのSFである。前日譚とはいえ、あれよあれよというまに話が進んでしまうので、『流転の地球』を見てからのほうがたぶんわかりやすいと思う。SFのビジュアルなどはけっこう面白いところもあるのだが、明らかに詰め込み過ぎで、なんだかやたらと気合いが入ったローランド・エメリッヒ映画みたいな印象を受けるところもある。また、中国が国を挙げて大プロジェクトを…ということで、ナショナリズム的なにおいもある作品だ。

「ビッグデータ時代の文学研究と研究基盤」での発表が無事終了しました

 シンポジウム「ビッグデータ時代の文学研究と研究基盤」が無事終了しました。「ユーザ視点のデジタル・ヒューマニティーズ――研究、教育、アウトリーチ」という題目で、2022年に英文学会の支部大会でやった発表とほとんど同じ(一部アップデートあり)なので、あんまりかわりばえのしない内容でしたが、ウィキペディアなどについてお話しました。がっつりアーカイブを作ったりしている方の発表が多く、プログラミングもできない私は水から出た魚みたいな感じでしたが、とりあえずウィキペディアをもっとデジタル・ヒューマニティーズで活用できればなぁ…と思っています。

『中国四国英文学研究』第16号に報告を寄稿しました

 『中国四国英文学研究』第16号に報告を寄稿しました。日本英文学会中国四国支部第74回大会で行った「デジタル時代の英語英米文学研究と英語教育――デジタル・ヒューマニティーズの有用性と可能性を考える」シンポジアムの報告の文字化です。書誌情報は以下のとおりです。本日の「ビッグデータ時代の文学研究と研究基盤」でもかなり近い話をしました。

 

北村紗衣「ユーザ視点のデジタル・ヒューマニティーズ――研究、教育、アウトリーチ」『中国四国英文学研究』16(2024):33-35。

福岡(3)太宰府

 太宰府九州国立博物館に行って来た。何しろ近くに遺跡がたくさんある地域だし、古代の遺物や東アジアとの交易をうかがわせる物品が豊富である。

楽しそうな表情のはにわ

これは鹿とイノシシらしい。

火炎のうしろに怪しいクマかげが

保存に関する展示。

てつはう!

フリーメイソンロゴが入った螺鈿の箱。フリーメイソンのメンバーが注文したものらしい。

花も咲いてる

 太宰府天満宮も行って来た。

太宰府天満宮

太宰府天満宮の中にあった立派な樟

太宰府名物梅ヶ枝餅。白今と最中の中間くらいの食感。

 

福岡(2)ajiroでのイベントが無事終了しました

 いつもお世話になっている書肆侃侃房の本屋さんである本のあるところajiroにてイベントを行いました。満員の盛況で、ありがたいことです。お越しくださった皆様、ありがとうございました。

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