シントラ(7)まちあるき

 そんなに時間はなかったのだが、シントラのまちあるき。

細道。

プラークが。

トゥーリャスのカモごはん。めちゃくちゃ米がパラパラで堅くて、オレンジなしでは食べられない感じ。

Cantinho da Vilaというところで食べたタコグリル。下にジャガイモと青菜が入っている。

ピリキータで買ったトラヴェセイロ(上)、パステル・デ・シントラ(左下)、ケイジャーダ(右下)。このケイジャーダがとにかくうまかった。

 

シントラ(5)レガレイラ宮殿

 レガレイラ宮殿に行って来た。ここは王族のお屋敷をアントニオ・アウグスト・カルバリョ・モンテイロというお金持ちが改築したところなのだが、この持ち主が神秘主義にはまっていたということで、その趣味が反映された大変奇抜なお屋敷である。

 とりあえずここで有名なのはイニシエーションの井戸というところで、行列ができている。

入り口。

上から見た井戸。

一番下まで降りて上を見るとこんな感じ。

井戸の下。

井戸は洞窟につながっている。

井戸からつながる滝。

まだ続く洞窟。

レダの洞窟だそうな。

塔。

森の中に展望ポイントみたいなものがいろいろある。

チャペル。

お屋敷。

お屋敷の中はこんな感じ。

 ペーナ宮殿もそうだが、まるでファンタジーの世界から抜け出てきたみたいなお屋敷で、いろいろびっくりするようなところがある。バイロンがいた時代はこうではなかったはずなので、その頃から見るとだいぶ変わっているのだろうと思う。

 

シントラ(4)ニュース博物館

 シントラの王宮近くにあるニュース博物館に行って来た。報道についていろいろ学べる博物館である。

外見。

中はこんな感じで、テレビの画面とか報道年表なんかが縦長に展示されている。

報道の歴史についてのさまざまな展示がある。

「決闘と報道」がテーマの展示。オアシスとブラーも!

プロパガンダについての展示。

スポーツ報道についての展示。

クイズコーナー。報道についてのいろんなクイズが出る。

フェイクニュースについての展示。

有名なジャーナリストの名誉の殿堂。

暗いニュースについての特集展示。タイタニックから有名人の自殺、テロとか国家による暴力までいろいろ。

フィクションの有名なジャーナリストであるスーパーマンとタンタンについて。

ジャーナリスト気分になれるブース。

 けっこう充実した展示で、大変面白かった。ちょっと女性の存在が少ないのは気になったが、かなり教育的だしインタラクティブな展示もあってよかった。

シントラ(3)王宮

  シントラの街の中に王宮がある。

広場にある王宮の外見。

中はこんな感じである。

王宮ゆかりの人物について話を聞ける展示。これは教会のミサに出席することを条件に王妃から年金をもらっていた困窮女性が神父のサボりのせいでお金をもらえなくなり、訴えて年金を再開させたという話。生臭坊主はいたるところにいる!

ちょっとした庭もある。

お庭から街を眺めることができる。

 

シントラ(2)ペーナ宮殿

 ムーアの城跡から徒歩10分くらいのところにペーナ宮殿がある。19世紀に作られた王室のお屋敷で、奇抜でとても面白いデザインである。

外観はこんな感じ。おとぎの国のお城みたいな感じである。

内装はこんな感じ。すごく豪華である。

気持ちのいい中庭。

王室所蔵の稀覯本などの展示。

鹿の間。

テラス部分がちょっとした展望台に。この頃までには霧が晴れてきて視界がよくなっていた。

礼拝堂。

 なんだかディズニープリンセスでも住んでいそうな奇抜なお城だった(というか白雪姫のお城はスペインのセゴビアのアルカサルを真似ているので、ディズニーがこの種の南欧のお城をけっこう参照していると思われる)。激混みだったが大変面白かった。

シントラ(1)ムーアの城跡

 リスボンからの遠出し、バイロンゆかりのシントラに行ってきた。ここのお目当てはムーア人関係の遺跡であるムーアの城跡である。

山登りしないと頂上にたどり着けない険しい砦なのだが、急に気温が下がったせいでもやがすごく、景色はほとんど見えなかった。これはこれで風情はあるのだが、もやの中で険しい階段を上るのはちょっと怖い。