ジョイス
ビューリーズ・カフェ・シアターでジョイスの『ダブリン市民』の短編2本を舞台化した「小さな雲」「対応」を見てきた。ジム・ロシュとリアム・フーリカンが翻案・演出・出演をつとめており、どちらもひとり芝居で音楽がつく。いずれもあんまり後味は良くない…
「素面のダブリン市民」第3回はブルームの日についての記事です。ダブリンで100くらい、ブルームの日にあわせたイベントが行われたそうです。 note.com
アイリッシュ・フィルム・インスティテュートのお昼の短編上映で、6月は"Traces of Joyce"ということで短編を3本見てきた。 "Faithful Departed" (1968)は1904年のダブリンのブルームの日をいろいろな写真で見せるというものだが、やたらとどの写真にもボヴ…
6月1日より正式にトリニティ・カレッジ・ダブリン図書館のウィキメディアン・イン・レジデンスになりました。無給ですが、日本語版ウィキペディアからウィキメディアン・イン・レジデンスが出るのは初めてだと思うので、大変名誉あることなので頑張ります。…
ブルームズデイのイベントの締めくくりとしてジョイス・タワーでリリパット・プレイヤーズによるTaste of Joyceを見た。これはジョイスによるあらゆる作品をちょっとずつ役者がやるというものである。『ユリシーズ』はもちろん、他の小説や詩、歌、めったに…
ブルームズデイの朝のイベントとして、ジェイムズ・ジョイス・タワーで『テレマコス』を見てきた。これは『ユリシーズ』の冒頭、現在のジョイス・タワーで進行する「テレマコス」の挿話を演劇化したものである。塔の上で始まり、中盤は塔の中の部屋、最後は…
サンディコーヴのジェイムズ・ジョイス・タワーでUlysses aWakeを見てきた。 まずはタワーを見学。このタワーはジョイスが数日だけ住んでいたところで、『ユリシーズ』にも出てくる。 タワー。 ジョイスの持ち物やいろいろな『ユリシーズ』の版などが展示さ…
ブルームズデイの週のイベントの一環としてサンディマウントの近くで行われたThe Citizen's Breakfastを見てきた。これはシェルボーン・ロード68番地のアヴィヴァスタジアム近くの広場に集合し、第一幕はそこから通りを歩きつつ屋外で上演し、第二幕はスラッ…
ジェイムズ・ジョイス・センター取材のブルームズデイウォーキングツアーに参加した。 まずはジョイス・センターの中を見学(10年ほど前に一度行ったことがある)。 入り口のサイン 中にはいろいろ簡単な展示がある。 ウォーキングツアーはジョイスの銅像か…
ブルームズデイの週のイベントの一環として、『ユリシーズ』に登場するスウィーニー薬局に行って来た。ブルームズデイの週にはたくさんの人が来て盛り上がる。トリニティ・カレッジ・ダブリンのすぐ近くである。 入り口 所狭しと並ぶジョイスグッズ。小説に…
ブルームズデイイベントの3つめとしてドーキー城で「ジョイスの夕べ」を見てきた。役者によるリーディングにジョイスに関連する歌がつくというイベントである。主に『ユリシーズ』だが『ダブリン市民』や『若き芸術家の肖像』もあり、ひとりで朗読するところ…
ブルームズデイのイベントとして、音楽パブであるパイパーズ・コーナーでStories and Songs Of Dublin's Writersを見てきた。これはブルームズデイに限らず夏の間やっている出し物である。コメディアンのゲーリー・クック演じるブレンダン・ビーアンが語り手…
今週は『ユリシーズ』の記念日であるブルームズデイで、週末はジェイムズ・ジョイス関係のイベントが目白押しである。ブルームズデイにあわせて上演されたビューリーズ・カフェ・シアターで『恩寵』(Grace)を見てきた。ここは有名な喫茶店であるビューリーズ…
アイルランド文学博物館(Museum of Litarature Ireland、略称MoLI)に行って来た。ここは2019年オープンで比較的新しい博物館である。展示は一般的なアイルランドの文学についてのものがある他、大部分はジェイムズ・ジョイスが中心である。 アイルランドの…