Archive at Lunchtime: Traces of Joyce

 アイリッシュ・フィルム・インスティテュートのお昼の短編上映で、6月は"Traces of Joyce"ということで短編を3本見てきた。

 "Faithful Departed" (1968)は1904年のダブリンのブルームの日をいろいろな写真で見せるというものだが、やたらとどの写真にもボヴリルの看板が写っているのがちょっと怖かった。"A Sense of Poetry: : The Poem as Irony" (1975)はカナダで作られた教育的な映画だそうで、”The Beggars of Dublin”という詩に基づいており、旅行者がダブリンでいろいろホームレスの人などを見かけるという短編である。"See You at the Pillar" (1968)はダブリンの観光紹介映画で、いろいろな文学者などに関連する史跡を紹介している。