Just for One Dayとほぼ同じ頃に見たのだが、「ウィ・アー・ザ・ワールド」も先例のバンドエイド同様、なかなか曲ができないとか誰が来るのかよくわからないまま日が過ぎていくとか、同じような苦労があったんだな…と思った。忙しい大スターが揃うタイミングがあまりないということで「ウィ・アー・ザ・ワールド」はアメリカン・ミュージック・アウォードの日の夜に収録されたのだが、このドキュメンタリーを見ていると、収録日は深夜のせいかみんなちょっとテンションがおかしい感じがする。これまた多忙な人であるボブ・ゲルドフが呼ばれて気合いを入れるための説明をするところがあり、ゲルドフがいろいろアフリカのことに詳しいのでけっこう役に立っている感じがする。シンディ・ローパーのマイクが謎の雑音を拾ってしまうくだりはちょっと笑った。