動物の子どもを示す英単語

 昨日ちょっと英文を書いていて、オオカミの子どもはcubかpupかわからなくなった。あまり知られていないかもしれないのだが、英語では動物の子どもを言い表す時に種類によって違う表現を使う。これが大変混乱しやすいので、辞書とかOEDの解説を使って自分用にまとめてみた。

・calf…ウシやバッファローなどウシ科、ウシ目の動物、レイヨウ、ラクダ、ゾウ、キリン、シカ、クジラなど広く大型の哺乳類
・chick…主にニワトリ、それ以外の鳥を指すことも
・colt (オスが多い)…ウマの仲間、ラクダ、
・cub / whelp(少し古い言い方) …クマ、トラ、ヒョウ、ライオンなど大型の肉食獣、クジラ類、オオカミ、キツネ(古い用法)
・cygnet…ハクチョウ(これは『白鳥の湖』の「四羽の小さな白鳥の踊り」でおなじみ)
・duckling…アヒル、カモ
・eaglet…ワシ
・fawn…シカやトナカイなど、シカの仲間
・filly (メス)…ウマ
・foal (オスが多い)…馬、ロバ、シマウマなど馬の仲間、稀にゾウ、ラク
・gilt (メス)…ブタ
・gosling…ガチョウ
・joey…カンガルー、ワラビー
・kid…ヤギ、ノロジカ、レイヨウ
・kitten (kit)…ネコ、まれにビーヴァー、ミンク、イタチ、ウサギなど、広く小型哺乳類
・leveret…ウサギ(Hareのほう)
・owlet…フクロウ
・peachick…クジャク
・piglet (porkling)…ブタ
・pup…イヌやオオカミ、アシカ、アザラシが主で、その他ネズミ、コウモリ、ヘビなど広く使用できる
・squab…ハト、稀に他の鳥やウサギ
・squeaker…ハト、ヤマウズラ、稀にブタ