オクスフォード大学"Shakespeare's Dead"展

さて、ブレナム宮殿は実はオクスフォード大学の図書館でやっていた"Shakespeare's Dead"(「シェイクスピアは死んだ」)展を見るののついでであった。

 まずはフォリオがお出迎え。

 基本的にシェイクスピア劇における死なんかをテーマに関連文書を展示している。



 デズデモーナの寝台についての展示。

 思ったよりけっこう小規模な展示だった。あと、このテーマで文書中心はちょっとキツイかもという気がした。もう少し演劇関係のものがないと見映えが…

 お隣にオクスフォード大学図書館のお宝展示が。これは「貸し出し」がテーマで、左がミルトン詩集、右側がチャールズ一世からの貸し出し依頼を断った時の手紙。

 女性参政権。サフラジストたちは(おそらく意図的に)過剰に女らしい装飾を好んで使用してて、今見るとポスターとけっこうデザインセンスが可愛いものも多い。

 サッフォーの詩の断片。たいへん貴重なものである。

 オスカー・ワイルドオクスフォード大学でツケの支払いをほっておいて呼び出された時の書類。若い頃から贅沢趣味だったらしい。

 お宝展示はテーマごとにけっこう面白くまとめられており、むしろシェイクスピア展よりこっちのほうが充実していたかもしれない。