ロンドン(5)サンボーン・ハウスとレイトン・ハウス

 サンボーン・ハウスとレイトン・ハウスに行ってきた。このふたつの博物館は数年前に大幅に改修されて2022年に新規お披露目となった。レイトン・ハウスは学生時代に行ったことがあってお気に入りの博物館なのだが、サンボーン・ハウスは初めて行った。ホランド・パークの周りの地域は、ヴィクトリア朝には芸術家がたくさん住んでいる地域だったらしい。

 まずはサンボーン・ハウス。ここは『パンチ』のイラストレーターのリンリー・サンボーン一家が住んでいた。

とても手の込んだ家である。

サンボーンのスタジオ。

主寝室にかなりちゃんとしたシンクがある。

 次がレイトン・ハウス。画家のフレデリック・レイトンの家で、レイトンは初めて画家として貴族になった人らしい。現在はレイトン・ハウスとサンボーン・ハウスと共同で展示などもやっている。

とにかく豪勢な家である。

家の中に池みたいなのがある。

新たに展示スペースとカフェもオープン。展示スペースではサンボーン一家の女性たちのお買い物やドレスについての展示をやっている。

 この近くにタワー・ハウスという史跡指定されている家があり、ここの現在の持ち主はジミー・ペイジである。

ケネス・アンガーが地下をジミーから借りて住んでたとかいう話もある。

お隣も史跡指定されており、たぶん今の持ち主はロビー・ウィリアムズ。