タイタニック・ベルファスト

 1泊でベルファストに行って来た。観劇が主目的なのでほとんど観光はできなかったのだが、タイタニックベルファストにだけは行かねば…と思っていたので行って来た。

外観はこんな感じ。

中に入るとこんな感じで展示が始まる。

 タイタニックが作られた時代のベルファストの様子から造船所、出港、沈没、沈没後の受容までいろいろな展示がある。造船所コーナーではケーブルカーみたいなものに乗ってまわる大がかりな展示もある。

造船所で使われていた時計だそうな。

一等船室の再現。

これはタイタニックのランチメニューらしい。保存されていた経緯もパネルで説明があるのだが、よく残っていたな…

海から回収されたライフジャケット。後ろは船客名簿で、生存者と死者に分かれている。

双眼鏡が入っていたはずの物入れの鍵。これを持ったまま船員のひとりが降りてしまったので、この双眼鏡は使えなかったそうな…

タイタニック号がその後どのように受容されたかについての展示。やはり影響力があるキャメロンの『タイタニック』関係のグッズなどが多い。

博物館の外にはタイタニックのテンダーボートだったノマディック号の実物がある。

中はこんな感じ。テンダーボートだがけっこうちゃんとした設備があったようだ。

船員がいる場所も保存してある。

 タイタニック関係の展示はけっこうたくさんあり、充実していた。ここが現在の北アイルランドジャイアンツ・コーズウェイなどを抜いて訪問者数1位の人気観光地らしいのだが、さすがに気合いが入っている。ただし荷物ロッカーが超使いにくかった(ユーロとポンド両方使えるのに窓口ではユーロの両替をしてくれない上、ロッカーのドアが引っかかって開かなくなった…)。