ゲッティ・センター〜中世写本の染料紹介からゴッホまで

 火曜はバスに一時間半も乗ってゲッティ・センターへ。

 無料のトラムで丘をのぼると山の上に街みたいな美術館が広がっているというオシャレすぎる展開。ものすごく開放的でモダン、お天気の良さもあいまって素晴らしく快適。


 展望台から見るロサンゼルスの街。



 ピーカンの空に咲き誇るストレリチア

 池もなんかアートっぽい。

 展示品は中世からポスト印象派くらいまでが中心で、大作はないが小粒で質の揃ったものが多く、かなり充実している。




 中世写本の染料紹介。これはテンションあがる。

 写本もたっぷり!!これは楽譜。

 ルーベンス

 これはマルス武装解除するヴィーナスの絵で、つまりは愛と平和の戦争に対する勝利を表しているらしいのだが、このテーマの絵は他にも展示されてた。ちなみに同じテーマの絵はロンドンのナショナルギャラリーにもある。
 これはバッカイの絵らしい。

 エイブラハム・ソロモン「判決を待つ」

 ゴッホのアイリス。

 そろそろ疲れてきた。

 そんなわけでバスに乗って市内に戻ったのだが、ここはとにかく気持ちのいいところで建物全体がステキなのでとってもオススメ。アメリカの美術館ってニューヨークのメトみたいに古っぽい建物にしているところも多いが、私はこういう有り余るカネを超モダンな建築に費やしました…みたいなスタイルのほうが好きだ。