さてさて、イタリア最終日はマテーラのサッシ地区へ。
おおおおお。
山の斜面にはりつくように家がたっていて、見たこともない景色である。外から見るとまるで異界みたい。
谷をはさんで反対側の山には、どうもうち捨てられたらしい住居の後と寒々しい山肌が。
ものすごくアップダウンは激しい。
いたるところに教会があるのだが、礼拝の時以外はたいていしまってるようだ。
お昼ご飯。ふらっと入ったお店なのだが、とても美味しい!
カーサ・グロッタという洞窟住居博物館。サッシ地区ができる前のマテーラの洞窟住居の様子を復元している。
マテーラの犬。
ネコもいる。
たまに中に入れる教会も。
岩にはりついて教会などがたっていたりする。
工芸品店ではクリスマスの飾りなどがまだそのままになっている。
いろいろと散策。
さて、夜はサッシに宿泊!
ホテルは斜面にへばりついたテラスみたいな外から直接入る形になっていて、家みたい。外に「ネコの間」という看板がかかっていた。
夜のマテーラ。
お夕飯はオステリア・ピコというお店で。
すごく奥行きがあり、奥にまだツリーが飾ってある。
これ、干した赤パプリカをあげたもの。見た目が悪いがパリっとしてて酸味、甘み、苦味があり、すんごい美味い。塩で味付けして冷やして出すみたい。
パスタ。見た目が悪くて貧乏くさいが、味はすごく美味しい。
トマトを基本にパン粉やパプリカ、チーズとかで味付けしてあって肉やら魚やら一切入ってないのだがダシがすごく良い。
セミフレードはイマイチだった。
イタリアの庶民料理をpovera cucina(貧しい料理)というそうなのだが、これで貧しい料理とかいったらもうイギリス料理は食物ですらないぞ…とにかく野菜と麺類と乳製品が美味しいので、このへんでならヴェジタリアンになっても全然生きていけるかもと思った。