「Midweek Burlesque vol.4 -Exotic Sensation!」を見てきた。
毎回毎回ダンスの質はとても高く、仕事帰りにくつろげる実に楽しいショーだった。サンフランシスコから来ているケリータのシミーの敏捷性には驚いたし(あれを見てもらえばみんなバーレスクにはスゴい技術が必要だっていうことがわかるはず)、Lady n@n@(和風のファンの使い方に可能性を感じた)や無花果姉妹(姉妹同士で足を引っ張り合うコメディ的ルーティン)のショーを始めて見れたのも良かった。BeeTinyTotやヴァイオレット・エヴァはいつもながらパワフルである。
ただ、わかりやすくいかにもバーレスクらしいテーマで揃えられたハロウィーンの時に比べるとエキゾティックというのはなかなかテーマとして統一感を持たせるのが難しいのかなぁという気がした。本来、ショーガールのことをエキゾティックダンサーと呼ぶこともあるくらいでエキゾティックというのはバーレスクと相性がいいはずなのだが、司会のジルベールも言っていたようにエキゾティックと一言で言われるとけっこう何だかよくわからないところがあり、また安易なオリエンタリズムに陥っても全然面白くないし、今エキゾティック！をイメージして楽しく嫌味のないセクシーなルーティンを作るっていうのはわりと厳しいのかなぁとも思った。
