今年の舞台ベスト5

 今年はもう舞台を見に行く予定がないので、今年の舞台ベスト5を。なお、ダンスとかバーレスク、舞台を映像にしたやつを入れると88本くらい見たようだ。

1. ジュリー・テイモア演出『夏の夜の夢』(Theatre for a New Audience、映像版)
 とにかくこれは圧倒的なイリュージョンであった。

2. サム・メンデス演出『リア王』(ナショナル・シアター、NTライブ)
 全てに必然性のある残虐さ。

3. 鵜山仁演出『トロイラスとクレシダ』(世田谷パブリックシアター)
 爆笑の諷刺モノでもあり、政治劇でもあり、クレシダの心替わりを非常にリアルに描いた人間ドラマでもある。

4. ジョナサン・ケント演出『ジプシー』(サヴォイ座)
 イメルダ・スタントンが休んでたのは残念だったが、それでもとても良いプロダクションだった。

5. 木村龍之介演出『じゃじゃ馬ならし』(カクシンハン、Gallery LE DECO 4)
 あの戯曲をよくここまでちゃんと…と思った。