2021年に刊行したもの一覧

 2021年に刊行したもの一覧です。連載については、まだ本に収録されていないもののみリストしています。41本が刊行され、英語の学術論文が2本、単著(新書)が1冊、共訳書が1冊出ました。

  1. 北村紗衣(連載)「フェミニズム本のブームが続くいま、2021年に翻訳が期待されるジェンダー関連本」wezzy、2021年1月10日。
  2. 北村紗衣「結婚というタフなビジネス(5)嵐が丘クィア・ドリームズ」『yom yom』66、2021年2月号、148-153。
  3. ヘンリー・ジェンキンズ『コンヴァージェンス・カルチャー: ファンとメディアがつくる参加型文化』 渡部宏樹、北村紗衣、阿部康人訳、晶文社、2021(共訳書、3-5章担当)。
  4. 北村紗衣「専門外のことを楽しむ」Web中公新書、2021年2月12日。
  5. Kitamura Sae, 'A Rose by Any Other Name May Smell Different: Why Are the Japanese Titles of Shakespearean Films So Odd?', Critical Survey, 33.1 (2021): 59-71.
  6. 北村紗衣「[書評]昔から、処女であり続けることに価値は全くなかったー酒井順子『処女の道程』」『波』2021年3月号、pp. 22-23。
  7. 北村紗衣「[書評]男性は女性をどう見なしてきたのか?『女性差別はどう作られてきたか』 中村敏子著集英社新書プラスウェブサイト、2021年3月4日。
  8. Kitamura Sae, "How Should You Perform and Watch Othello and Hairspray in a Country Where You Could Never Hire Black Actors? Shakespeare and Casting in Japan", Multicultural Shakespeare 22 (2020): 87-101.
  9. 北村紗衣「第2回シェイクスピア勉強会(オンライン)報告」、『Shakespeare Newsletter』60.2 (2020), 10-11、https://www.s-sj.org/wp-content/uploads/2021/03/N20-2.pdf
  10. 北村紗衣「私が共有したいことー月経カップをめぐる悲喜こもごも」『PHPスペシャル』 2021年4月号、50-55。
  11. 北村紗衣「今日的な、あまりに今日的な『クリスマス・キャロル』:北村紗衣【来るべきDに向けて】」i-D、2021年3月20日https://i-d.vice.com/jp/article/z3vd9y/d
  12. Kitamura Sae, "Dull-Colored Pop's Macbeth, dir. by Kenichi Tani", Shakespeare Studies, 59 (2021): 46 - 48.
  13. 北村紗衣「結婚というタフなビジネス(最終回)『ミドルマーチ』における文化系女子」『yom yom』67、2021年4月号、308-313。
  14. 北村紗衣「アカデミー賞最有力! 映画『ノマドランド』──放浪する主人公を支える詩の力」GQウェブ、2021年4月8日。
  15. Kitamura Sae, "[Review] The War of the Roses dir. by Kimura Ryunosuke", Shakespeare Bulletin, 38.1 (2020), pp. 148-152.
  16. 北村紗衣「週末のプレミアリーグにみる『ロミオ+ジュリエット』の力」『悲劇喜劇』810、2021年5月号、60-61。
  17. 北村紗衣「汗牛充棟だより(1)本を買い、本を売り、本に埋もれる:映画『ブックセラーズ』」『白水社の本棚』196、2021年春号、6-7。 
  18. 北村紗衣「リレー連載6:先読み!二〇三〇年の人文科学ー儚いもののアーカイヴ化」『鴨東通信』112、2021年4月号、思文閣出版、16-17。
  19. 北村紗衣「志の高さは素晴らしいのに…時代考証の甘いフェミニズム関連絵本」wezzy、2021年5月8日。
  20. 北村紗衣「[書評]かわいいウルフ」『北海道新聞』2021年5月9日。
  21. 北村紗衣「[映画評]逃げた女」『エル・ジャポン(ELLE JAPON)』2021年7月号(2021年5月28日発売)、p. 191。
  22. 北村紗衣「まるで人工知能?!会話が苦手なシェイクスピア研究者が英語コミュニケーションのために取った秘策」『English Journal Online』、2021年6月4日。
  23. 北村紗衣「お嬢様とメイドさんの間にシスターフッドはあるのか?『おだまり、ローズ』から『荊の城』まで」wezzy、2021年6月12日。
  24. 北村紗衣「シェイクスピア時代の恋と社会規範」『Symphony:Tokyo Symphony Orchestra Monthly Concert Brochure』2021年6月号、17-19。
  25. 北村紗衣「ヴィクトリア朝のシングルマザー~オスカー・ワイルド『つまらない女』」wezzy、2021年7月10日。
  26. 北村紗衣「汗牛充棟だより(2)積ん読は世界の言葉になるか?」『白水社の本棚』197、2021年夏号、6-7。
  27. 一般財団法人人文情報学研究所監修『欧米圏デジタル・ヒューマニティーズの基礎知識』(文学通信、2021)、執筆pp. 269 - 278、pp. 295 - 296、pp. 339 - 342、翻訳pp. 63 - 70。
  28. 北村紗衣「妊娠・出産は女性のものではない、ということ」『丘の上、ねむのき産婦人科』プログラム、2021年8月。
  29. 北村紗衣「男社会と陽気な人妻たち~『ウィンザーの陽気な女房たち』と『メリー・ウィドウ』」wezzy、2021年8月14日。
  30. 石井千湖『名著のツボ 賢人たちが推す!最強ブックガイド文藝春秋、2021、pp. 43 - 48(インタビューの再録)。
  31. 北村紗衣『批評の教室 ――チョウのように読み、ハチのように書くちくま新書、2021。
  32. 北村紗衣「昔はオシャレだった年上男性との恋愛~『クルーレス』『トレインスポッティング』における問題含みな「カッコよさ」」wezzy、2021年9月11日。
  33. 北村紗衣「解説」、アン・タイラーヴィネガー・ガール鈴木潤訳、集英社、2021、312-317。
  34. 北村紗衣「ジェーン・オースティンのいけすかないヒロイン~『エマ』の変貌」『i+med(i/e)a』1、2021年9月号、92-105。
  35. 北村紗衣「女たちの真の姿」『ナショナル・シアター・ライブ十二夜』プログラム、2021。
  36. 北村紗衣「汗牛充棟だより(3) 記録保存の重要性ーブリュノ・ガラン『アーカイヴズ』」『白水社の本棚』198、2021年秋号、10-11。
  37. 北村紗衣「センスのいい女の子がロックに夢中だった最後の時代──映画『ビルド・ア・ガール』」GQ、2021年10月12日。
  38. 北村紗衣「解釈、誤解、魔改造~さまざまな作品に影響を与えてきた『ピグマリオン』の変身」wezzy、2021年10月16日。
  39. 北村紗衣「戦う相手は“有害な男性性”? マーベル映画『エターナルズ』を、現代のリアルな人間ドラマとして読み解く」GQ、2021年11月5日。
  40. 北村紗衣「一七世紀のロンドンでババア呼ばわりに抗うーキャサリン・オースティンの生活」『シモーヌ』5(2021)、49-52。
  41. 北村紗衣「クリスマス物語をジェンダー視点で読むと…O・ヘンリー「賢者の贈り物」」wezzy、2021年12月11日。