2018-05-15から1日間の記事一覧

乙女のロマンス願望、男のコンプレックス〜『シラノ・ド・ベルジュラック』

エドモン・ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』を見てきた。この演目を実際に舞台で見るのは初めてである。日本語台本はマキノノゾミ・鈴木哲也、鈴木裕美演出だった。 主人公は詩と剣の才能に溢れ、勇敢で愉快な快男児として敵も友も多いガスコン青年隊…