Hey Girl!

 昨日は昼から大学でアカデミックライティングの先生と面談し、その後ミーティングのため東工大に向かった…ところ、東急東横線が人身事故で停止してしまったため、駅で足止めをくらって30分近くミーティングに遅刻してしまった。


 ミーティングの後、数人で西巣鴨に行ってロメオ・カステルッチのHey Girl!(友人が出演してた)を見に行った。全体的に大変不愉快な芝居だったので、たぶん良い芝居だったんだろうと思う(人を不愉快にするっていうことはつまりパワーのある芸術だっていうことである)。とはいえ私はあんな感じのパフォーマンスは大嫌いである。女が舞台に出てきて全裸になったり泣きわめいたりうじゃうじゃ出て来る男性エキストラに枕で殴られたりするような芝居はくだらないと思う。とくにラストのほうでアフリカンの女優さんが出てきてからは、観客の神経をひどく逆撫でするような演出(アフリカンの女優さんを全裸にして鎖でつなぐとか)で不快だった。何か不快の裏に意味があったのかもしれないが、不快すぎてそこまで読み取る余裕がないし、別に私はそこまで読み取りたくない。


 ポストトークではカステルッチさんが出てきていろいろ話していたのだが、私でもところどころわかるくらい簡単なイタリア語でしゃべっていたのに(私のイタリア語は全く話にならないほどひどいので、私でもところどころわかったってことはかなり単純だったということである)、なんだかわかるようなわからないような話で、まるっきりアーティスト語でしゃべっていたと思う。質問タイムでは「非常に女性の視点が取り入れられた舞台で、男性が演出したとは思えない」とかコメントしていた女性がいたのだが、私は「女性が演出したら絶対こんな舞台にはならないだろう」と思いながら見ていたので、全く逆の感想の人がいたとは面白いと思った。


 その後、近くの中華料理屋にみんなで飲みに行った。これで三日続けて飲み会で終電帰りなのだが、よく考えると私は毎日毎日一滴も飲んでない状態で酔っぱらいに絡んでいるので、全くよく頑張っていると思う(??)。


 …で、ここ三日間の飲み会で以下の事実が判明した。

・私のブログだけ読んで私は茶髪だと思いこんだ人がいるらしい。

・私は同期の中で一番キャラが濃いらしい(!)。

・さすがに三日間毎日飲み会だと疲れるしお肌に問題が…