リッチモンド座に行った時にちょっとリッチモンド観光してみたので、その写真をアップ。
まずはリッチモンド博物館&リヴァーサイドギャラリーへ。図書館も含めて文化施設はたいてい旧ギルドホールに入っており、入場無料。
ギャラリー入り口。
一階のリヴァーサイドギャラリーでは"Picturing Science"という、科学をテーマにした美術作品の展示をやっている。
ダーウィンテーブル。
3階がリッチモンド博物館。ちょうどリッチモンド座の歴史についての展示をやっており、私は興味津々。
60年代末、検閲が緩和された時期に観客が芝居が下品だと言って暴れる事件があったとか。
アイルランドもイングランドも同じですなぁ。
リッチモンドに宮殿ができたチューダー朝くらいからの歴史を追う展示。
テムズ川のジオラマ。
こういうちっちゃいジオラマ展示ってイギリスではよく見かけるけど、日本でももっと取り入れたらいいんじゃないかな?どうってことないもんでもジオラマにすると一気に面白くなるんだよね。
リッチモンドにいた有名なアフリカ系アメリカ人の著述家、イグナティアス・サンチョのパネル展示。
18世紀に奴隷から身を起こして選挙権まで得たそうな。とりあえずこの人の人生についての紹介を読んでいるだけですんごく面白かったのだが、この他にもこのコーナーにはリッチモンドに住んでいたアフリカンの歴史についていろいろ興味深い話がいっぱい紹介されていて大変勉強になった。
さて、博物館を出てリッチモンドパークへ。
しかしリッチモンドって言うのは公園だらけでどっからがリッチモンドパークなんだか。これはたぶんテラスガーデンとかなんとかいう違う公園。
リッチモンドでは公園を見ながらベンチで酒を飲んでそのあとコップを放置するのが流行りらしい。
それで酒を飲んだあとはウェイトローズからカートを盗んで茂みに放置するのも流行りらしい。
やっとリッチモンドパーク本体に突入。
犬もいる。
シカもいる。
これがイングランドだ。
騙されちゃいかん。この転がってる木は絶対妖精が化けたもの。
と思ってたら空模様があやしくなってきた。
ちょっと開けたところに出た。
キングヘンリーズマウンドという公園で一番見晴らしのいい場所から見た景色。
生い茂る冬の花々。
さて、公園散歩も疲れてきた上ちょっと道に迷ったので、バスで丘の下まで降りてリッチモンド座のあるリッチモンドグリーンへ。
ここは昔宮殿があったらしいが、今はゲートの一部しか残ってない。
疲れたので、リッチモンドの人気ショコラティエ、ウィリアム・カーリーでおやつ。
店長の連れ合いは日本人だそうで、店員にも日本人の人がいたり、ヤマザキその他日本のお酒や抹茶、きなこを使ったチョコもある。
ものすごくおいしい円錐チョコケーキ。
ダークチョコの中にチョコムース、カスタードプディング、洋酒のきいたレーズンケーキが層になって入っており、食べながらにやけずにはいられない味わい。
そんなわけでリッチモンドはかなり雰囲気もいいし散歩するには最適の街である。ロンドンの中心部からはちょっと遠いけど、東京でいうと二子玉って感じかな。