瀬戸内の旅(1)鞆の浦〜情緒はあるけど、見せ方がちょっと…

 親戚を訪ねて瀬戸内のほうに行ってきた。まずは鞆の浦へ。
 なんだかキッチュな…

 突然のウルヴァリン推し。


 小路を抜けると…


 古民家が並ぶ街並み。


 保命酒という薬用酒が有名だそうで、これは生薬を干してるところ。

 元は保命酒の店だったという太田家住宅。

 中でおひな様の展示をやってる。





 井戸。これ、井戸の脇にある家具みたいなものが何に使うかよくわからないそうで、用途がわかる方は教えてくださいという張り紙があった。


 酒蔵。


 このあたりの地域では、男の子が生まれるとこういう白い馬を飾る習慣があるらしい。


 海のほうに歩いて行くと…

 いろは丸展示館というのがあり、坂本龍馬ゆかりのいろは丸の沈没事故(この近くで起こった)に関する展示があるのだが、とても展示のレベルが低い。とりあえず、このジオラマは7/10サイズらしいのだが、人間だけ7/10になってないので見た目のサイズがえらく小さい船に見える。

 さらにこのパネル、初見では衝突航路が全くわからない。

 またまた、この展示館はえらく龍馬贔屓で、いろは丸沈没の責任は一切いろは丸側になかったということでとても展示パネル解説が偏ってる上、全然わかりやすいとは言えない内容だった。おそらく歴史学者学芸員の監修は入ってないのではと思う。この展示館の内容がとてもダメダメだったので、私と連れ合いの鞆の浦に対するイメージがけっこうダダ下がりに…
 ささやき橋、というもと橋だったところ…らしいのだが、すっごく短い!

 人形供養のポスターにびびるエリン。

 沼名前神社。


 秀吉ゆかりの能舞台だそうな。

 なぜか街を狙う形で設置されているクルップ社の武器。全く解説がついてないので由来がわからなかったのだが、1900年のもののようだ。

 医王寺。

 山道をのぼる。

 太子殿というところからの眺め。


 全体的に鞆の浦は、情緒のある街なのだが見せ方が良くないと思った。いろは丸展示館の解説はもちろん、寺社仏閣の碑文とか設置されてるものについて由来がわからないものが多く、もっと解説が欲しい。全体的にセンスもちょっとキッチュというか、どうもシャレてない感が…