アメリカ国立公文書館〜憲法を見に集うアメリカ国民

 セントパトリックスデーのパレードを満喫した後は近くのアメリカ国立公文書館へ。

 このリスはベンジャミン・フランクリンのペットだったらしい。

 五カ国語がしゃべれるのにリスに無視されるかわいそうなフランクリン。
 中ではフランクリンの関係文書の特設展示をやっている。フランクリンが印刷業者として働いていた頃の領収書や印刷した文書などがたくさん展示してあって、いろいろな政治文書の出版に携わっていたことがわかる。あとなんかえらくリス押しで、フランクリンのリスのぬいぐるみをショップで販売中だった。

 で、国立公文書館のメイン展示はアメリカ合衆国憲法、独立宣言、権利章典のオリジナル。この三つの超重要文書は専用の丸いホールに厳重に保管されており、入場制限があって私が入った時には20分待ちだった。大混雑なので監視員の人が「憲法を全部読もうとしないようにお願いしま〜す」と言っていたが、みんな結構まじめに読もうとしていて背の低い私はちょっとしか憲法見えなかった。お客さんは他の観光地に比べて外国のお客さんよりもアメリカ人が多かったように思う。

 …しかし、日本国憲法のオリジナルってどこにあるんだろう。日本もオリジナルをどっかに大々的に展示したらいいんじゃないだろうか…公務員には憲法を守る義務があるのに憲法を破棄しようとしている某都知事とかもいるしねぇ。