女性美術館

 11日はこの他に国立女性美術館、国立公文書館、ナショナルギャラリーに行った。まずは国立女性美術館から。
 ここは女性芸術家の作品のみを選りすぐって展示している。

 こんな建物。



 展示は服飾から彫刻、絵画までいろいろ。





 ジョージア・オキーフフリーダ・カーロ

 特設展示は二種類ある。私のお目当てはRoyalists to Romantics: Women Artists from the Louvre, Versailles, and Other French National Collectionsのほうだったのだが、わりとオーソドックスなフランス絵画を集めたこちらよりもむしろR(ad)ical Love: Sister Mary Coritaのほうがすごかった。これはシスター・メアリ・コリタという修道女(のちに修道会を脱退)のアートワークを集めたもので、安い布にカラフルな文字を印刷しただけのシンプルなものなのだが、書かれている引用の文句とかがなかなか気の利いた編集のされ方でセンスを感じる。しかしこのシスターは結局は修道会を離れてしまったらしいのだが、スール・スーリールのジャンヌも結局還俗したし、芸術と女子修道院っていうのはやっぱり折り合いがつかないものなんだろうか…