ワシントンナショナルギャラリー

 日曜の最後はナショナルギャラリーへ。


 全部ゆっくり見てると一日かかるので、まずは中世ルネサンスから、ハイライトだけ見る感じでまわる。
 レオナルドのジネヴラ・ダ・ベンチ。他はすいてたけどここだけは人だかりが…

 ラファエロ、「ビンド・アルトビッティ」。

 エル・グレコのラオコオン。

 ムリーリョの放蕩息子。犬がすがりついてる。

 ラトゥールのマグダラのマリア。これをキリスト教の聖職者が三人でまじまじと見てた。

 イヌ!イヌ! 


 ヘンリエッタ・マライア王妃。

 17世紀前半のバグパイプ吹きの絵。『ヴェニスの商人』にバグパイプに関する言及があるのだがこういうやつを吹いてたのか…
 
 ユディト・レイステルの自画像。

 フェルメール!!


 これがほんとのLion's Den。

 ゲインズバラが描いたリチャード・ブリンズリー・シェリダン夫人。構図がロンドンのウォレスにある同じゲインズバラのメアリ・ロビンソンの絵とそっくり。

 ジョージ・スタッブズのイヌ。スタッブズって動物上手いよな。

 キュビズムかと思うようなモダンな構図だが19世紀末のもの。ウィリアム・マイケル・ハーネットという人の「古いヴァイオリン」。

 ボクシングとかを歴史画のように描くのってアメリカ美術館にもあったけどアメリカ的伝統なんだろうか。画家はジョージ・ビロウズという人。

 エドワード・ホッパー

 モネ「日傘の女」、まだ顔があるヴァージョン。

 これゴーギャンらしいんだけどちょっと狂気じみてるよな。

 私の大好きなもじさん。

 このメアリ・カサットの絵の女の子のスカートが異常に短くて現代だとアウトな気がするんだけど、たぶんこの時代はフツーにレディが描く絵として適切だったんだよね。カサットはルイス・キャロルより一回り下だけど子供の露出度に関する基準が今とたぶん違う。

 さて、ポスト印象派まで見終わり、光の道を通って東館の現代美術に移動。

 滝もある。

 カルダーカルダーカルダーカルダー






 とにかくでっかいカルダーのモビールがいっぱいぶらさがってるのがいい。空間を楽しむ感じの展示。
 と、いうわけで、日曜日はこれでおしまい。充実した一日だった。