サンマリノ、ハンティントン図書館&美術館

 さて、西海岸到着一日目と二日目はサンマリノのハンティントン図書館にて調査。ここはバカみたいに広い庭園の中に図書館と美術館があるというまさにカネの力の権化のような複合文化施設である。
ほとんど図書館で作業していたのだが(実は目当ての本がなんと売り払われており成果が全然あがらなかった…)、昼休みなどを使って庭園と美術館も見学した。

 広い庭園。まるっきり南国である。

 南国の木の陰。










 池で遊ぶ鴨。

 庭園の中に図書館がひとつ、ギャラリーや温室などが5、6個(開館してなかったり二つの建物がつながってたりするのもあるので正確な数はよくわからなかった)ある。


 建物ごとに展示のジャンルが違い、グーテンベルク聖書や『アメリカの鳥類』などの稀覯本展示だけの建物もあるし、絵画館やお屋敷の博物館もある。










 これは『リア王』の一場面らしい。


 またボクシングの絵が。やはりアメリカの伝統的テーマのひとつなんだろうか。

 これはメアリ・カサットの絵。

 猛烈にフェルメールっぽいが、フェルメールの絵ではない。





 …正直ハンティントン図書館のほうのサービスはかなり悪くてフォルジャーとは比べものにならないくらいいいかげんだと思ったのだが、美術館はすごい。そっちに予算をとられて図書館がお留守だったんだろうか…