パラリンピックの車椅子バスケットボール、男子メダル決定戦を見てきた。
実は私、スポーツ音痴もたいがいなので(一度もスポーツをお金払って見たことない)、三日目までマーダーボールこと車椅子ラグビーと車椅子バスケの区別が全くついておらず、体育館であのななめのチャリオットみたいな車椅子使ってやるやつは全部車椅子バスケだと思っていたのだが(←バカ)、とりあえず数日前に車椅子でやるスポーツにもいろいろあること、車椅子ラグビーと車椅子バスケは違うこと(というかいまだにラグビーとアメフトの区別もあまりつかないのだが)などを確認した。最低限の予習!ただ、結局ルールの全部は把握できなかった。
まあとりあえず余裕を持って北グリニッジのO2アリーナに向かう。何度も来たことあるのでとくに不安はなかったのだがえらい混んでる。
パラリンピック仕様で万国旗が飾られたスタバに長い列。飲食店はどこもこんな感じ。
腹ごしらえのためコーヒーとマフィンを。クレオパトラを名乗ってカップに書いてもらう。
中に入る。
入場チェックはこんな感じ。
試合がはじまるぞ!まずは三位決定戦、グレートブリテン対アメリカ合衆国。
準備運動の様子。
GBが出るのでさすがに会場盛り上がってる。
国歌斉唱はうちは一切起立しなかった。最初がUK国歌で、そんなもんうちは札付きの共和主義者だからたたねーぞと思ったのだが、そのまんま全部の国歌を座ってやりすごしてしまった。
決勝。
パルプの'Common People'にあわせて準備運動するカナダとオーストラリア。その選曲は…
ハーフタイムにあのかわいくないマスコットが出て来てYMCAなどを踊る。
ハーフタイムには客いじりがあったりするのだが、突然観客席のカップルをスクリーンにうつしてキスさせるというセクハラまがいの客いじりがあってちょっとびっくりした…んだけど、映されたお客さんは全員わりあい冷静に(?)キスしていて文化のハゲしい違いを感じてしまった。ちなみに明白にゲイカップルとわかるカップルがひと組いてその人たちも映されて全国放送されてた。
クイーンの'We Will Rock You'にあわせてクラップするお客さんたち。
カナダの勝利。クイーンの'We are the Champions'がかかる。お客さんも歌う。
表彰式。
表彰式終了後にノースグリニッジ駅に向かったところ、駅のホームで泥酔?して暴れた若者がものすごい数の警官に逮捕されてた。まあ週末はよくある。
ちなみにストラットフォードから帰る人とノースグリニッジから帰る人で地下鉄が大混雑で二本も見送らざるを得なかったのだが、英国人は詰めるのがヘタクソでこれ絶対日本ならもっと乗れるよなと思った。
とりあえず車椅子バスケを始めて見た感想としては、金属の塊というかパワードスーツがぶつかりあってるみたいで若干怖かった。下半身はチャリオットみたいだし、上半身は鍛え上げた腕に刺青とかばっちりいれてて大変マッチョである。とくに決勝はカナダもオーストラリアもアグレッシヴで転倒続出して、転倒すると上半身の力だけで起き上がったり力強すぎ。面白いことは面白いがやっぱり多少びっくりする。