New Orleans Burlesque Carnival

 Gyoen Rosso 198でNew Orleans Burlesque Carnivalに行って来た。新型コロナの流行が始まって以降、もっぱらバーレスクは配信で、お酒が出るお店に夜ショーを見に行くのは控えていたので、3年半ぶりである。めちゃくちゃ久しぶりだったのでお店で挙動不審になってしまい、入った瞬間テーブルに衝突して人のお酒をひっくり返してしまった…(ひっくり返された方、お店の方、マジごめんなさい…)

 前半は日本勢、後半は2020年春に来日予定だが新型コロナで来られなくなったニューオーリンズ勢である。前半はびっぐずべんだあのショーから始まったのだが、開演直後に舞台で何か壊れて「ヒモ持ってない?」「テープ持ってる人?」などという言葉が飛び交っており、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』のようになっていた。演目じたいはその名のとおり『スウィート・チャリティ』の有名な"Big Spender"(リンク先はBroadway Backwardsなので、本来は女性が歌うナンバーだが)を使ったものである。SNATCHのショーはレモンを切って投げるショーから『RRR』の「ナートゥ」になって最後はお約束のスナッキーっぽくなるものだった。そうか最近は「ナートゥ」もバーレスクになるのか…と思ったが、ダンス曲だから当たり前かとは思うものの、たぶんかなり脱ぎにくい踊りなのではと思うし、このショーではむしろだんだん着る方で使っていた。yukitasoはポールダンスで、バーレスク中心のショーでバーリーポールが見られるのはいいなぁ…と思った。前半のトリはViolet Evaで、相変わらずパワフルで柔軟性の高いショーである。

 終盤はニューオーリンズ勢で、Eddie Lockwoodはとてもクィアでゴージャスな感じのショーだった。The Great Daneはたぶん牛がモチーフの衣装で、ワイルドなショーである。Vivacious Miss Audaciousはパイナップルの衣装にフラフープを組み合わせたもので、とても笑顔がステキだった。久しぶりにバーレスクを見て大変楽しかったので、またできるだけライヴ鑑賞にちょこちょこ復帰したい。