新刊『学校では教えてくれないシェイクスピア』 をよろしくお願い申し上げます。

アイスランド(10)アイスランドペニス博物館(非常に閲覧注意、センシティブな画像多数)

 アイスランドペニス博物館に行ってきた。ここはさまざまな動物のペニスの研究・教育に関するけっこう真面目な博物館で、コレクションは主にペニスの科学標本、ペニスに関係するアート作品や文化的な遺物からなっている。科学やアートに関するものとはいえ、本日のエントリはペニスの画像だらけなので閲覧注意である(ひょっとしたらはてなブログに削除されるかな…)。ただしこの博物館じたいは教育的な機関なのでそんなに過激な展示はなく、保護者や教員の付き添いがあれば子どもでも見られるそうだ。

入り口。

入るといきなりこれがある。ちなみにバイアグラ関係の展示は中にもあった。

中はこんな感じで、さまざまな動物のペニスの標本が所狭しと展示されている。それぞれの動物の生殖行動に関する説明もついており、かなり教育的だ。

ネコとかクジラとかのペニスとヒトのペニスの標本が全く同じノリで展示されている。それぞれの展示に動物ごとの配偶行動のざっくりした特徴などを記したパネルもついており、改めてヒトのパネルを見ると「言われてみれば、人間の性行動を動物として記述するとそうなるな」という気づきがあって面白かった。

これはウシのオスの陰茎で作ったムチだそうで、この博物館が最初期に収集したものも入っている。泥棒などをこれで殴って罰したらしいのだが、ウシの陰茎で殴られるのは大変な悪運だと考えられていたので、これを農場に置いておくと泥棒よけみたいな効果があったそうだ。

ペニスに関する文化的な遺物に関する展示。

このアート作品、”Wet dream catcher”というタイトルがついており、このユーモアのセンスはかなり気に入った。

この作品はスペインのガリシア地方の言葉を用いた言葉遊びだそうである。

これはピカソフランコ政権を風刺した絵だそうな。

これはFriday the 13th Vengeance 2: Bloodlines(ファン映画らしい)で使われたペニスの小道具らしい。ペニスの小道具は最近、メジャースタジオの映画やドラマも含めていろいろなところで使われているらしい。

バイアグラの販促の際にファイザーの社員に頒布されたネクタイだそうな。

これは世界最大級の人間の陰茎のモデルらしい。

私がこの博物館に来た主なお目当てであったシンシア・プラスター・キャスター関連の展示。シンシアはロックスターのペニスの石膏型をとって収集していたことで有名なアーティストかつグルーピーである。

シンシアのコレクションの中で一番有名と思われるジミヘンのペニスの型。ジミはたぶんこの種のユーモアを好むタイプのミュージシャンだった。

ジェロ・ビアフラも型をとってもらったそうだ。なお、ジミとジェロ以外のアーティストの型は、私は聴いたことがないような人のが多かった。

シンシア・プラスター・キャスターがジョン・レノンにペニスの型をとらせてほしいとお願いした手紙(下書きかな?)。ジョンはペニス型をシンシアに提供していない。

カフェでペニスの形のワッフルが食べられるらしいのだが、ちょっと私は食べたくないな…

 全体的にけっこう科学寄りで、思ったよりも文化的な遺物やアート作品は少なめだった。ロンドンにヴァギナ博物館もできたらしいし、なかなか面白い試みだと思う。