住人の声だって歴史になります〜ご近所が略奪された時に自分の怯えた様子をとぅぎゃりました

 昨晩のノッティング・ヒルはインチキ戒厳令(?)状態で、お店は窓にボードをあてて六時までには閉鎖、外出は自粛で数ブロックことに警官がいるということだったよですがおかげで何も起きませんでした。ヘリやサイレンでたまに目がさめたけど…


 交通機関も普通に(ロンドンの「普通に」は最低十分は遅れてる気がするけど)動いていて、どうにか無事スコットランドに辿り着くことができました。以前予告していたとおり、調査とエディンバラ祭をかねています。エディンバラはいたってのどかで深夜までまつりに浮かれた若者たちがパブで飲んだくれており、とくに男の子たちはエディンバラ祭めあてにやってくる世界中の女の子のナンパ(?)をたくらんでいて暴動にはあまり興味なさそうな感じです。グラスゴーダンディーでは暴動を計画した若者がフェイスブックの書き込みから逮捕されたようですが(日本でもたまにアホみたいな爆破予告とかでつかまる若者いるけど、罪状は同じでも今回はもうみんな誰も冗談とは思ってないし)、スコットランド人はイングランド人のまねをするのを嫌っているので暴動は起きないのでは…という噂もあり、これがほんとだといいなと思います。あとステレオタイプどおりにスコットランド人はみんながめついといいなと本気で思ってます!がめつかったらこんなエディンバラ祭の稼ぎ時に自分たちが損になるようなことをするよりはむしろイングランドから観光客を奪おうとするはずだもん。


 で、ロンドンから離れて少し気分が落ち着いたので、ご近所が略奪された最終の自分のツイートをとぅぎゃりました。
ノッティング・ヒルの変人〜ロンドン暴動でご近所が襲われたことに怯える西ロンドン住民の一連のツイート
 今見ると明らかに怯えすぎですが…まあでも暴動地域に住んでる人はとぅぎゃったーでも日記でもいいから何でもリアルタイムの記録を残しておくといいと思います。今起こっていることはあと少しで歴史になるようなことで、右往左往してるだけでも自分が今何を考えているのか残しておけばあとで歴史家が再構成するのに役立ちます。

 では今日から数日昼は調査と観光、夜はエディンバラ祭を楽しみます。昨日は調査で一般人が入れない17世紀の素晴らしい建築物を見せてもらいました。ただ、昨日から大変な豪雨で滑って坂で転倒する人などが出ているらしいので(治安は良さそうなんだけどなんか石畳の坂が多くて見通しの悪い道がたてこんおり、交通事故や転倒事故は多そうな街です)、事故には気をつけます。