いまさらながらサミュエル・ジョンソン博士の家にいってきた。カレッジから歩いていけるのだが、いつでも行けると思ってたら行かなくなってしまうんだよな…
英語辞書の編纂で有名なサミュエル・ジョンソンの家はフリートストリートから一本入ったやたら入り組んだ小道の奥にある。見た目はふつうの民家だが、ジョンソン(何度も引っ越しした)が住んだ18世紀の家屋でロンドン市内にまともに残っているのはここだけだとか。比較的早い頃に短期間住んでいただけの家なので、ジョンソンがここに住んでいた時ジェイムズ・ボスウェル(スコットランド人の有名な伝記作家でジョンソンの一番弟子)はまだ弟子入りしておらず、ボスウェルはこの家についてはとくに書き残していないそうだ。
ただし、二階より上はかなり傷んでいる。補修した際に急ごしらえで新しい白い壁とドアをつけたようなのだが、これが非常に不格好でかえって貧乏くさく見えるのがよくない。
18世紀シェイクスピア演劇のスーパースター、ギャリックの持ち物!!
ジョンソンは女性も男性同様ちゃんと教育を受けたほうがいいと思っていたそうで、ブルーストッキングの文人だったエリザベス・カーターとの交友などについての展示もあった。このあたりは面白いので機会があったらまた調べてみたい。