ロンドン、キューにある国立文書館に行ってきた

 今日は初めてキューにある国立文書館に行ってきた。普段刊本ばかり扱っているので一度も行ったことなかった。



 文書館の池はキュー植物園の池ほど自然が豊かなわけじゃないと思うのだが、結構白鳥がいる。

 今日の主目的はState Papersのマイクロを見ることだったのだが、なんと17世紀のState Papersのマイクロが全部開架で請求しなくてよかったので調べ物がすぐ終わってしまった。そこで展示をゆっくり見ることにした。


 展示室。情報の記録・公開の歴史についての展示を見ることができる。

 昔の暗号やスパイ活動についての展示。ジョージ・オーウェル関係のものなどもある。



 エリザベス一世の葬儀記録らしい。

 これは奴隷貿易関連の展示だった…ような気がする。アフリカの西海岸の建築物の設計図だったかな。

 アメリカの独立宣言。最初に刷られたものは26部だかしか残ってないそうだ。

 Doomsday Book。


 全体的に照明が暗いのだが、古い記録ばかり展示しているのでしょうがない。

 記録媒体の変化と保全についての展示。

 第二次世界大戦中に旧記録保管所が空襲された際の爆発物の破片だそうな。

 原始的な整理ラベル。と言われても使い方があまりよくわからない…

 手前が文書入れ、奥が印章入れらしい。奥はレプリカだそうな。

 パンクハースト家の写真と国勢調査票。

 エマ・ハミルトンの遺書。

 英国で初めて女性の船舶技師になったヴィクトリア・ドラモンドの記録。

 地味な展示だが、さすがにいっぱい記録を持っているのでヴァラエティに富んでいて飽きない。



 最後にNewensでメイド・オヴ・オナー・ケーキを食べた。うまい!