モリーン・シーバーグ『共感覚という神秘的な世界-言葉に色を見る人、音楽に虹を見る人』〜これまたスピリチュアルだった

 モリーン・シーバーグ『共感覚という神秘的な世界-言葉に色を見る人、音楽に虹を見る人』(エクスナレッジ、2012)を読んだ。

 共感覚を持ったジャーナリストによる著書で、取材はかなりしっかりしていておもしろいところもたくさんあったのだが、昨日の本同様、最終章がスピリチュアル方面にどっぷり突っ込んでいくあたりが個人的理由であまり好きになれなかった。なんかもっと唯物論者で散文的な共感覚者、とかいないのかねぇ…