さて、バルセロナ二日目の午後はバルセロナ郊外にあるガウディの傑作、グエル公園へ。
入り口がすでにヤバい。
おとぎの国の門番小屋。
…なんかちょっと時空も重力も歪んでないか?
ワンダーランドに入るぞ。
門を守るとかげさん。
数年前に壊されたことがあるとか。
大きな手。
入り口の周辺。人もハトもびっくりのデザイン。
本当に地球上か。惑星Xか。
上にのぼる道。
丘の上にはガウディが昔住んでいたおうちが。
ここはガウディ博物館になっている。
グエル公園は本当は宅地になる予定だったのだが、なんと二軒くらいしか売れなかった(買ったのは熱烈なパトロンだったグエルとガウディだけ)らしい。
宅地が売れなかったおかげで市民の憩いの場になり、世界遺産になったせいで平日でも世界中から観光客が押し寄せる。世の中何が幸いするかわからん。
上から眺めるバルセロナの風景。
…
グエル公園では猫が崖をのぼるらしい。ケットシーだな。
広場を走る犬。
タイルの手すりがついたイカれた広場。
著しく実用性が低い気がするが、このレベルになるともうそんなことどーでもいいや。雪は降らないんだろうし。
…これでおとぎの国はおしまい。
しかし、メリーゴラウンドもジェットコースターもいないしミッキーなんか全くいないのに、グエル公園はディズニーランドの100倍は夢の国だった。なんてったってグローバリゼーションとか著作権ビジネスがないもんね!こんなに芸術的で現世離れしているのに市民が犬を連れてきてたり、猫がうろついていたり、まるっきり「街の公園」っぽくて商業主義に染まりきっていない感じ。これこそ本当におとぎの国だ。