Booklover's Burlesque: To Tease Or Not To Tease (VirtualShakespeareEdition)(配信)

 Booklover's Burlesque: To Tease Or Not To Tease (VirtualShakespeareEdition)を有料配信で見た。ポートランドあたりのパフォーマーを中心にシェイクスピアがテーマのバーレスク演目を配信するというものである。

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 最初は男性が演じる『マクベス』の魔女のリーディングから始まり、戯曲のリーディングの後にショーがあるという形式である。演目はどれもけっこうちゃんとシェイクスピアネタで面白かったのだが、ちょっと配信で見るには見づらい効果を使っている演目もあり、とくにエジプト・ブラック・ナイルのクレオパトラの演目は点滅を使いすぎだと思った。ハイディ・デイヴィスの朗読とヴィクセン・ヴァレンタインのショーによるマクベス夫人の演目がけっこう面白く、とくにヴィクセン・ヴァレンタインは照明を変えると光る蛍光塗料を使ってマクベス夫人にだけ見える血の流れを可視化しており、こういうのはストレートプレイの舞台でも使えそうだと思った。