Virtual Burlesque Hall of Fame Weekender 2021を配信で見た。ラスベガスで開催されるバーレスク・ホール・オヴ・フェイムが配信になったものである。48時間ノンストップで配信されるのでさすがに全部は見られなかったが、それでも日本時間で昼の間に放送されるものはけっこう見た。
タイムスロットごとにいろんなクラブとかがホストしてショーを配信する形式である。私のお気に入りのダーティ・マティーニのゴージャスなショーや、バンビ・ザ・マーメイドによる新型コロナウイルスと医師が戦うショー(マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」を"COVID-19"という替え歌で使用)などのスターパフォーマーが行うショーはもちろん、バーレスクレジェンドにフォーカスしたセッション、テーマごとのセッションなどいろいろなショーがある。民族的にも多様で国際色豊かだし、トランスやノンバイナリのパフォーマーに注目する"Transgender And Gender Diverse Showcase"や、リトル・ピーチズによる障害や病気にフォーカスしたセッション"DisabiliTease"など、多様性に関するセッションもけっこうある。日本のアーティストとしては鷹島姫乃、Naspy、Violet Eva、馬A車道が出ており、全員見られたがどれも良かった。
全体的には、事前に撮影したショーは安っぽいミュージックビデオとかCMっぽくならないようにする注意が必要だな…と思った。だいたいは撮影技術も向上してきているのだが、たまに凝りすぎて見づらいとか、なんか安っぽく見えるものがある。あと、たぶんシアトルのクラブだったと思うのだが、撮影がかなりダメで、なんであんなに変な位置にカメラを置いてるんだろうと思った。