『トンソン荘事件の記録』を試写で見た。
30年ほど前に釜山の旅館で発生した殺人事件の記録映像を手がかりに取材チームが調査を始めて…という内容で、基本的にはファウンドフッテージホラーである。この種のホラー映画としてはそんなに新しいところはなく、どっちかというと調査過程にフォーカスしたほうが面白かったのでは…と思った。また、ヒトコワ系にしたいのか心霊系にしたいのかもちょっとはっきりしない感じがした（終盤は完全に心霊系なのだが）。
新刊批評の教室 ――チョウのように読み、ハチのように書く (ちくま新書)』をよろしくお願い申し上げます。
