EPIC移民博物館

 EPIC移民博物館に行ってきた。2016年に作られた比較的新しい博物館で、移民の歴史にフォーカスしている。アイルランドから外に出て行った人たちがどういう状況で移民することになったのか、また移民先でどういうことをしているのかを解説するものである。子どもでも楽しめそうなインタラクティブ展示などがたくさんあり、アイルランドにおいて移民がどんなに歴史上重要な役割を果たしているかがわかる。

建物の中。両側に店があり、博物館とは思えないショッピングモールみたいな作りである。

これは一部でだけよく知られている話だが、リアーナもアイルランド系。

波にもまれる船を模したオブジェ。

床にも文字が。

アイルランド系のスポーツ選手についての展示。凝ったインタラクティブ展示で、ホッケーのパックみたいなやつを指定の場所に置くと解説が出る。

アイルランド系の犯罪者についての展示。良い活躍だけではなく、こういう悪名高い人たちについての展示があるのもいい。マグショットごっこをして写真がとれるスペースも。

アイルランド系の音楽家に関する展示。芸術系はかなりアイルランド系の著名人が多いのでたくさん展示がある。

アイルランド系の文学者についての展示。

アイルランドの食べ物についての展示。うーん、そんなにアイルランドの食べ物って世界的に影響力ないよね…と思いつつ、ワイン貿易とかではけっこうアイルランド系は活躍している。

インドとアイルランドについての展示。

展示の中でこれが一番謎だった。1903年頃のインドのアサンソルにあったロレット会所属のアイルランド系修道女だそうなのだが、いったいどういうシチュエーションなのか不明…

 なお、入り口でパスポートみたいなチケットをもらうことができ、展示でスタンプを押して完成となる。