マラハイド城

 郊外にあるマラハイド城に行って来た。ここはもともとは中世からあるお屋敷である。クロムウェルのせいで一時的に持ち主が変わったりもしたそうだが、最近までトールボット一族所有の屋敷だった。風情のある小さなお城で、有名な幽霊屋敷でもある。

お屋敷の外観。

17世紀のスタイルで保存されている部屋。

18世紀風のインテリアで保存してある部屋。ここでちょっとしたパーティなどもしていたそうだ。

メイドさんを呼ぶための呼び鈴。

階段。女性の幽霊が出るらしい。

子ども部屋。お風呂もある。

トールボット家出身の最後の当主だったマイロとローズのきょうだいが住んでいた部屋だそうだ。

グレートホール。このあたりは不審死した道化師(自殺したのか殺されたのか諸説あるようだ)の幽霊が出るという噂があるらしい。

図書室。

お庭から見たお城。

妖精の小道なるちょっとした彫刻で飾られた散歩道がある。

これは妖精の空港だそうな。

ちっちゃい滝。

庭園がふたつあり、壁で囲われた庭園の中にはチョウチョを飼っている温室もある。

わりと変わった植物もあるのだが、20世紀になってから当主だったマイロが植物好きで、外交官だったのでいろんなところの植物に興味があったらしい。

教会遺構。

お城の周りにはこういう枯れてしまった古木を再活用した彫刻もある。