手ブレがキツい~『ラジオ下神白―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』(試写)

 『ラジオ下神白―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』を試写で見た。

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 東日本大震災原発事故で被災した福島の方たちが住んでいるいわきの下神白で行われた「ラジオ下神白」プロジェクトについてのドキュメンタリー映画である。故郷の思い出とか心に残っている曲とかについて聞き取りをして音源を作り、さらにはバンドやビデオや歌声喫茶みたいなものも作るという内容だ。下神白の人たちとアーティストのアサダワタルを中心に行われた被災支援プロジェクトである。

 こういう企画は被災者のためにも、また被災者のみならず社会全体のためにも非常に重要なことであると思ったし、それを映像で記録しておくことにもとても価値があると思った…のだが、一方でこれは私が大変苦手とするタイプのドキュメンタリーである。手持ちで撮っているところが意外に多く、ものすごい手ブレがあるところがある。自宅で見ていたのだが、数回ちょっと気持ち悪くなって休んだ(映画館で見なくて良かった…)。