バーレスク・ホール・オブ・フェイム・ウィークエンド(1)Movers, Shakers & Innovators

 待ちに待ったバーレスク・ホール・オブ・フェイム・ウィークエンド開始である。会場のオーリンズホテルのいたるところに看板がある。ホテルのコンヴェンションスペースでバザーとかお昼のイベントをやり、ショーは劇場で行われる。

 

 

プログラム。

 バーレスク・ホール・オブ・フェイム・ウィークエンド初日の夜はMovers, Shakers & Innovatorsのショーケースだった。会場となるオーリンズホテルではふだんは『ジャージー・ボーイズ』を上演しているので、そのセットがある劇場でそのままバーレスクをやっていた。邪魔になるかと思ったが、建物の壁をわりとうまく使って入退場しているパフォーマーもおり、そんなに気にならなかった。

 初日の夜はコンペティションではないショーケースで、わりとリラックスした感じで自分が得意なこととかやりたいことをやっているパフォーマーが多いような雰囲気で楽しめたように思う。わりと私好みのパフォーマーが多かったと思う。一番カッコいいと思ったのは車椅子にのったラテン系のパフォーマーであるジャクリーン・ボックスで、車椅子をちゃんと振り付けに組み込んで上手なティーズ(じらし)が入ったストリップティーズをやっているのに感心した。

 すごくいいと思ったのは司会が話す時にはちゃんと手話通訳がついていることで(もちろんショーは通訳できないので)、2人で交代でやっていたし、手話通訳を巻き込んだジョークとかもあった。ショー以外にはサシー・ラシー賞の授賞式(1人目、翌日もう1名あり)や、去年大人数グループ賞をとったPin-Up Posseのステップダウンショーなどもあった。去年タイトルをとったサムソン・ナイトが司会と絡むジョークシークエンスもあった。

ショーのカーテンコールでの写真。