ケニルワース城

 さて、バーミンガム2日目はバーミンガム大学の図書館に行こうと思っていたのだが、見たい資料がバーミンガム大じゃなく翌日から行くことになっているシェイクスピア・インスティテュートにあるということで行く必要がなくなってしまい、あいてしまった。そこでエリザベス一世が訪問し、ウォルター・スコットの『ケニルワースの城』の舞台になったことで有名なケニルワース城へ。
 相当辺鄙なところにある。


 ロマン派好みの廃虚だ。


 ここはエリザベス一世の寵臣であったレスター伯ロバート・ダドリーの居城で、エリザベスが何度も行幸したところである。往事は相当に壮観だったと思われるのだが、内戦期に破壊されてしまった。




 ここはエリザベス一世の居室の後らしい。壁に穴があいているのは装飾の名残だとか。








 ウォリックシャの紋章である杭につながれた熊にまぎれたエリン。

 庭園。


 ゲイトハウス。ここは破壊されておらず、中には展示がある。かなり充実したもので、エリザベスとレスター伯の関係とか、エリザベスが行幸した際に行われたエンタテイメントの記録とか、ウォルター・スコットの『ケニルワースの城』執筆に関する文書類などがわかりやすい解説つきで展示されており、大変面白い。

 お城を堪能した後はケニルワースの街にむかって歩いて行く。こんな街並み。

 アビー・フィールズという修道院遺構がある。壁が残っている程度で、ほぼ公園になっている。



 お昼はVirgins & Castleというパブで食べた。ここはフィリピン料理を出すそうで、あまりにも空腹だったのでたくさん食べてしまった。
 これはゴートチーズサラダ。

 フィリピンカレーみたいなもの。美味しかった。

 アイスクリームをかけたホットブラウニー。