ブリストル・オールド・ヴィク、劇場ツアー&サンダーラン体験

 ブリストル・オールド・ヴィクで劇場ツアーとサンダーラン体験に参加してきた。ブリストル・オールド・ヴィクは、同じ建物で疫病などによる突発的な閉鎖以外は継続して稼働している劇場としては英語圏で最古である。サンダーランというのは18世紀の劇場で使われた音響装置で、流しそうめんを流す道具の大きいやつみたいな四角い筒に玉を流して、雷鳴の音を再現するという装置である。現在、現役で稼働しているのはイギリスではブリストル・オールド・ヴィクだけなので、大変貴重な装置だ。

 劇場はこんな感じである。

ブリストル・オールド・ヴィクの外観

中はこんな感じで、18世紀の古い壁と現代に改修したところがいりまじっている。

入り口にあるイラスト。

客席はこんな感じである。オーケストラピットをつぶして舞台を前にのばしたそうだ。

18世紀の客席を保存してあるところ。



舞台の後ろ。

ホール。ここではイベントなどをやるそうだ。

ウィンドマシンと雨音マシン。

天井裏。

この真ん中の筒みたいなのがサンダーランである。

 実際にサンダーランの音を聞くこともできる。音声はインスタTwitterスレッドにアップしたので、興味ある方は是非どうぞ。なお、実際に聞いた感想としては、かなり大がかりな特殊効果だがすごい手間がかかるので、これはサンダーシートにとってかわられるよなぁ…と思った。