ジョン・クラッセンのベストセラー絵本『どこいったん』(I Want My Hat Back)の人形劇化であるリトル・エンジェル・シアター『どこいったん』を見た。8分くらいの短編である。
これはナショナル・シアターで実写でも舞台化されている作品で、それもアーカイヴで見たことがあってとても面白かったのだが、この人形劇もツボをおさえた感じで良かった。パペットによる絵本の絵柄の再現度がかなり高く、技術的にもかなり工夫しているのだろうなと思う。ひとりで全部の役を演じるもので、声色なども注目だ。最後のちょっと怖いオチをちゃんと声色などで盛り上げている。