パコ・プラサ監督の新作『ムガリッツ』を試写で見た。
バスクのエレンテリアにある有名レストランであるムガリッツのメニュー開発過程を追ったドキュメンタリーである。ムガリッツは半年間休んでその間にメニュー開発をするのだが、その間にもものすごい数のメニューを考えて試す。この過程を撮るのだが、いわゆるフライ・オン・ザ・ウォール方式なので、「これはこういう食材でこうやって調理します」みたいなことを詳しく説明してくれるわけではないため、謎食材を謎過程で調理していつのまにか謎のオシャレ料理ができている…みたいなことが起こる。ものすごいオシャレ料理なので、どこをどう食べるのかもよくわからないくらいである。別に怖い映画ではないのだが、ホラーの名匠パコ・プラサがPOVホラーと同じようなノリで撮っている料理ドキュメンタリーである。