博物館

イタリアスモールツアー(6)ガリレオ博物館で科学史三昧

フィレンツェ二日目、午後からは私のたっての希望でガリレオ博物館へ。 ここは科学史をテーマとした博物館で、ルネサンスくらいから現代までの科学機器をごっそり展示している。 これ、この間のカーディフのテクニクエスト科学館でみたぞ!ひょっとして17〜1…

キャビネット・ウォー・ルームズ&チャーチル博物館

ウェストミンスターあたりのベタな観光地を制覇するにあたり、帝国戦争博物館の分館であるキャビネット・ウォー・ルームズとチャーチルコレクションにも行ってきた。 キャビネット・ウォー・ルームズは戦時内閣があったところに当時の様子を再現したもの。ホ…

ヘンデル邸博物館〜なんとジミヘンもここに住んでいた!

ヘンデル邸博物館にも行ってきた。18世紀にヘンデルが住んでたらしい。 入り口がかなりわかりにくいところにある。 で、なんとこの家の上の階にはジミヘンが一時期住んでいたそうで、ジミヘンの特設展示やってた。たしかにジミヘンもヘンデルもイギリス外で…

ヴィーナー図書館「ホロコーストのレスキュー:ラウル・ワレンバーグと救われた命」展

ヴィーナー図書館(Wiener Library)でRescues of the Holocaust: Remembering Raoul Wallenberg and Lives Saved(「ホロコーストのレスキュー:ラウル・ワレンバーグと救われた命」)展を見てきた。 ワレンバーグはスウェーデンの外交官でユダヤ人救出で有名な…

ウェストミンスター・アビー

ベタな観光地制覇(2)ということで、ウェストミンスター・アビーにいってきた。 中は撮影禁止。 針金のようなもので壁から文字を浮き出させている面白い銘板。 一番面白かったのはもちろんシェイクスピアメモリアルをはじめとする詩人コーナーだが、観光客が…

セントポール大聖堂

帰国前に一応ベタな観光地を制覇しないと!と思い、セントポール大聖堂にいってきた。 内部は撮影禁止で、観光客でごった返している上稼働中の大聖堂っていう感じが非常に強く、いわゆる古寺っぽいわびさびな感じがしないのでそんなに魅力を感じなかったなぁ…

ブレッチリー・パーク〜英国中の才人がドイツのエニグマ暗号解読のために立てこもった田舎のお屋敷&世界最古のデジタルコンピュータが一般公開!

第二次世界大戦中に国立暗号センターが置かれていたブレッチリー・パークに行ってきた。 …これが国立暗号センター?? 一応、暗号っぽい石碑がたってるけど。 実はブレッチリー・パークはロンドンから一時間くらいのところにあり、可愛らしいお屋敷と湖があ…

カーディフ聖地巡礼ツアー(7)テクニクエスト科学館

主目的であるトーチウッドの撮影現場も見終わり、ランチもおいしくいただいたので、午後はテクニクエスト科学館で遊ぶことにした。 ここは子供向けの科学館なのだが、私も子供にまじっていろいろマシンをいじって遊ぶ。 たばこを吸ったあとの肺に関する怖い…

カーディフ聖地巡礼ツアー(2)カーディフ国立博物館&美術館

さて、カーディフ城の次はカーディフ国立博物館&美術館を見学。 おお。 これ、ウェールズのアニメーションに関する特設展示。よくわからないが見た目すごい面白い。 スーパーテッドっていうくまのぬいぐるみのスーパーヒーローのアニメ。ぬいぐるみをぬぐと…

捨て子養育院と18世紀芸術のつながり〜ファウンドリング博物館

ディケンズ家のあとはファウンドリング博物館へ。 ここは18世紀にトマス・コラムという慈善家が設立した捨て子養育院のあとを引き継ぐ形で建てられた建物に入っており、この捨て子養育院の歴史をたどるものである…というとかなり地味な博物館を連想すると思…

クリスマスのディケンズ博物館

ちょっとこの日は家で工事があって外出せねばならなかったため、クリスマスのチャールズ・ディケンズ博物館を訪問してみた。ロンドン市民にとってはクリスマスといえば『クリスマス・キャロル』なので、平日だけど結構混んでる。 ディケンズの影が家中に…最…

秋の終わりのチェルシー散策(3)チェルシー薬草園

さて、次は今日で冬季休業に入ってしまうチェルシー薬草園を訪問。 ちょっとした紅葉狩りの風情。 非常に秋らしく、この時はまだ天気も良かったのでゆっくり散策。 トマス・モアの名前がついた温室があるのだが、なんかここをのぞいていたらいきなりカラスが…

秋の終わりのチェルシー散策(4)トマス・カーライル邸博物館

さて、このチェルシー薬草園からテムズ川の脇の道路を少し西にいったところにトマス・カーライルの家を保全した博物館がある。 小さいヴィクトリア朝ふうの古民家なのだが、うちのカレッジの近くにあるジョンソン博士の家(18世紀の古民家)に比べるとはるかに…

秋の終わりのチェルシー散策(1)チェルシー王立病院

明日から休みになったり、冬季短縮開館になってしまう施設が結構あるので、今日はチェルシーの歴史的建築物などを回る散策をしてきた。 まずはチェルシー王立病院へ。 病院といっているが、ここは基本的には退役軍人用の老人ホーム・療養施設らしい。史跡に…

秋の終わりのチェルシー散策(2)陸軍博物館「戦火の馬」展

さて、王立病院の隣には陸軍博物館があって、「戦火の馬」展(War Horse: Fact & Fiction)をやっていた。もちろん舞台と映画に関連して軍馬の歴史や映画の舞台裏などを見せるもの。これが入り口。 隣のBase Cafe、というのは一瞬「下品なカフェ」かと思ったら…

ロンドン交通博物館

ロンドン交通博物館に行ってきた。 入り口、いきなり世界各地の都市交通網路線図を紹介するパネル。 東京の都市交通。ひょっとしてここ、日本から来る鉄オタが多いのかな? 漢字とインドの文字の夢のコラボ。 ロンドン市内の交通の歴史の展示。 ロンドンの市…

チョコレートウィーク!ロンドンチョコレート祭り2012

今週はチョコレートウィークだそうで、コヴェントガーデンの映画博物館で行われているChocolate Unwrappedという見本市にいってきた。早い話がロンドンチョコまつりである。 予約をしておいていたので、入り口で手の甲にカカオマークのはんこを押してもらう…

ハックニー博物館

ハックニーエンパイアの近くにあるハックニー博物館に行ってきた。 古代から現代までハックニーの歴史を解説する博物館だが、展示はわりと17世紀以降が充実している。 時代ごとの家屋の模型。 これは古典的な中華料理店の模型…なのだが、なぜか半分パイショ…

マイルエンド散策〜ヴィクトリアパーク&タワーハムレッツ墓地公園

昨日の学会のついでに、会場だったクイーンメアリカレッジの近くにあるヴィクトリアパークとタワーハムレッツ墓地公園を散策してきた。 夏の終わりの薔薇がまだ残っているヴィクトリアパーク。 池にあるへんなオブジェ。 中国式あずまや。 アルキビアデスの…

インヴァネス散策

ヒースローを避けてハイランドのインヴァネス空港から入国したので、ついた日と翌日の朝はインヴァネスを散策。 ネス川。 鳥がたくさんいるのだが全然人を怖がらない。 インヴァネス城。 これ、ジャコバイトの蜂起で「ボニー・プリンス・チャーリー」ことチ…

大英博物館'Shakespeare: Staging the World'(シェイクスピア〜世界を上演する)展

オリンピック特別企画のひとつらしい'Shakespeare: Staging the World'(シェイクスピア〜世界を上演する)展を見てきた。 RSCとの協力開催ということでトップ役者がセリフをしゃべる音源や映像資料などを用意している他、シェイクスピアの初期刊本や、作品に…

バービカン「007をデザインする:ボンドスタイルの50年」展〜007に見る英国デザインの歴史

バービカンで「007をデザインする:ボンドスタイルの50年」(Designing 007: Fifty Years of Bond Style)を見てきた。007に出てくる衣服とか車とか小道具とか、そういうものがどういう風にブリティッシュデザインの変遷に伴って変化しているかを見せる展覧会。…

ブリュッセル三日目、市立博物館

次はまたまたグランプラスにある市立博物館へ。まずはブリューゲルを見る。 しかしこの博物館はネタなのか何なのか、小便小僧の衣装ばっかり展示している。 … ちなみに本家はこちら。 世界三大がっかりの一つだそうだが、周りの観光客が口々に"Petit! Petit!…

ブリュッセル三日目、衣装・レース博物館

グランプラスの近くにある衣装・レース博物館で18世紀ファッションの展示をやってて、ちょっと私の専門に近そうなので入ってみた。 展示以外に18世紀ヨーロッパを舞台にした時代劇映画で衣装の時代考証がしっかりしているものをいくつか編集して放映しており…

ブリュッセル三日目、チョコレート博物館

グランプラス脇にあるチョコレート博物館!! まずはチョコレートの基礎知識に関する展示。 ホットチョコレートを飲むグッズがイギリスの茶器みたいな感じで富裕層に普及していたらしい。 砂糖飾り。 これ、チョコで作ったドレスらしい。 チョコが健康に良い…

ブリュッセル二日目前半、エラスムスの家&ベギン会遺構

さて、ブリュッセル二日目はとりあえずすんごく町外れにあるエラスムスの家に向かう。 エラスムスの家。 標札あり。 展示品はエラスムスの肖像類と書籍類が主。 哲学者の博物館なのに肖像が異常に多く、エラスムスのグローバルセレブぶりを象徴していると思…

ブリュッセル一日目後半、ベルギー国立図書館〜メルカトルの展示やってた

さて、王立美術館を見終わった後はすぐ近くにある国立図書館へ。調査をしなくても国立図書館の特設展示だけはチェックする私です。 入り口。 展示室へ向かう。 おおおおお iPadと粘土板? 日本のものも。 角度を変えると絵がかわる最近はやりの展示。 無限本…

電子図書の欠点は本気出して装丁できないこと!セントブライドライブラリーにて、魅惑のブックバインディングの世界入門

今日は印刷・出版を専門とする珍しい研究図書館、セントブライドライブラリーを初めて訪問してジェニ・グレイによる講演"Designer Bookbinders: an Introduction to Contemporary Bookbinding"(デザイナー・ブックバインディングズ:現代装丁入門)をきいてき…

セントパトリックスデーかなわず〜しょうがないのでグラミー博物館へ

さて、3/17はもちろんセントパトリックスデーである。ロサンゼルスの人々も虎視眈々とセントパトリックスデーの準備をしていた。 パサデナのスーパー。 パサデナのお店。 で、3/17から私はロサンゼルス市内に移動して一日セントパトリックスデー三昧する予定…

パサデナの和テイストなアーツ&クラフツ建築、ギャンブル邸

パサデナ二日目はいろいろあってお昼で調査を終了し(全然成果がなくてがっかり)、憂さ晴らしに昼から観光。 まずはヘンリーとチャールズのグリーン兄弟が20世紀初頭に作ったアーツ&クラフツ建築の傑作、ギャンブル邸へ。 カリフォルニアで流行したバンガロー…