バーレスク

Midweek Burlesque vol.13 –Southbound excursion-

Midweek Burlesque vol.13 –Southbound excursion-を見てきた。出演者はBee TinyTot、Maria Luna、愛、Eli & Choco、あといつもどおりのGilbert de MoccosとViolet Eva。 愛さんの和田アキコルーティンは、和田アキコでこんなにバーレスクらしくなるのか…と…

MIDWEEK BURLESQUE vol.12 –The Summer Festival Has Come!

MIDWEEK BURLESQUE vol.12 –The Summer Festival Has Come!に行ってきた。とてもクオリティが高く、無花果姉妹の冗談みたいなオトコらしさから女に変わるジェンダーベンディングなルーティンがすごくよかったし、悪天候を忘れるよううなココ・フレイムのルー…

Midweek Burlesque vol.11 –Bumpin' in the rain

Midweek Burlesque vol.11 –Bumpin' in the rainを見てきた。今回は非常に個性的な演目が多かったと思う。冒頭のFUTON CONFUSINGのショーは、最初は舞台で始まってどうなることかと思ったがどんどん面白くなったし、以前もこのシリーズに出演したPrincipessa…

渋谷7th Floor,「Rocket Up!」

渋谷の7th FloorでRocket Up!に行ってきた。冬に予定していたが、大雪で中止になってその埋め合わせ開催らしい。いつもミッドウィーク・バーレスクをやっているハコなのだが、このイヴェントはバーレスクだけじゃなく、バンドやお笑いなどもある。 正直、前…

MIDWEEK BURLESQUE vol.10 –Spring Fever-

毎月恒例、MIDWEEK BURLESQUE vol.10 –Spring Fever-に行ってきた。 春祭りということで、あまりテーマに縛られず独創性を出した感じのルーティンが多く、とても良かった。いつもグラマラスな主催者のヴァイオレット・エヴァさんやいつもキュートなドリー・…

恵比寿アクトスクエア「Hush-Hush!! Best of Burlesque」

恵比寿のアクトスクエアで「Hush-Hush!! Best of Burlesque」を見てきた。 ものすごいポッシュな箱で、いつも行ってる小屋と違うのでびっくり。 内容は一部と二部に分かれており、ショーガールのバーレスクルーティン以外にドラァグショーやジャグリングなど…

「MIDWEEK BURLESQUE vol.9 –The Usual Cherry Blossom Front-」

「MIDWEEK BURLESQUE vol.9 –The Usual Cherry Blossom Front-」ということで、出張と帰北で二ヶ月いけなかったミッドウィーク・バーレスクに復帰した。 ずっと見たいと思っていたチェリー・タイフーンが出演していたが、このショーは期待どおりとてもよかっ…

MIDWEEK BURLESQUE vol.6 –Happy New “Raging Horse” Year!

MIDWEEK BURLESQUE vol.6 –Happy New “Raging Horse” Year!を見てきた。午年ということで馬をテーマにしたものが多かったのだが、前半はどっちかというとお祭り気分で押すものが多くてコンセプト系が少なく、また後半はパワーハウスな感じの演目が多くて、全…

魅惑の全体主義ふたたび〜『ファイアbyルブタン』

文化村で『ファイアbyルブタン』を見てきた。靴デザイナーのクリスチャン・ルブタンが演出した、パリのクレイジーホースのショーを撮ったドキュメンタリー。 以前、クレイジーホースがロンドンに来た時に見たことがあるのだが、一言で言うと「魅惑の全体主義…

MIDWEEK BURLESQUE vol.5 –Sparkling Holiday Special!-

「MIDWEEK BURLESQUE vol.5 –Sparkling Holiday Special!-」を渋谷の7th Floorで見てきた。テーマはクリスマス。 全体的にどのショーガールも個性的で、テーマはクリスマスだけどそんなにかぶった感じの演目がないわりに統一感はあり、とても楽しいショーだ…

エキゾティックとは?〜Midweek Burlesque vol.4 -Exotic Sensation!

「Midweek Burlesque vol.4 -Exotic Sensation!」を見てきた。 毎回毎回ダンスの質はとても高く、仕事帰りにくつろげる実に楽しいショーだった。サンフランシスコから来ているケリータのシミーの敏捷性には驚いたし(あれを見てもらえばみんなバーレスクには…

ハロウィーンのバーレスク〜MIDWEEK BURLESQUE vol.3 -Early Halloweeeeen Party!

MIDWEEK BURLESQUE vol.3 -Early Halloweeeeen Party!に行ってきた。いつも舞台はひとりで行くのだが、今回は「1人では行けないが行ってみたい」という友人の希望にあわせて「バーレスクに行ってみる会」というイベントを作ってみたところ、どういうわけだが…

パワー系が増して仕事帰りにふさわしい感じになったMidweek Burlesque第二弾

Midweek Burlesqueの第二弾を見てきた(前回はこちら)。 今回はスコットランド出身で日本在住のバーレスクダンサー、ドリー・タータンの一時帰国送別パーティという位置づけで、第一部と第二部の最後にドリーが出る。第一部の終わりでは黄色い派手な羽根をま…

Sherril Dodds, Dancing on the Canon: Embodiments of Value in Popular Dance

Sherril Dodds, Dancing on the Canon: Embodiments of Value in Popular Dance (Palgrave Macmillan, 2011)を読んだ。Dancing on the Canon: Embodiments of Value in Popular Danceposted with amazlet at 13.07.08Sherril Dodds Palgrave Macmillan 売り…

アメリカ文学会のバーレスク発表パワポを公開しました

アメリカ文学会東京支部例会で行った発表「ニュー・バーレスク〜21世紀における舞台芸術としてのストリップティーズ」のパワーポイントをリサーチマップで公開しました。動画はついてないのでかなり物足りないかと思いますが…こちらからダウンロードできます…

紫ベビードールショー@川崎小川町バル

川崎小川町バル企画に参加してきた。これは前売り3500円で五枚綴りのチケットを買い、参加店舗に行くとバルメニューということで軽食と飲み物が出るというもの。クラブチッタでショーも見られるが、それはチケット二枚分。 まずは連れ合いとエノヴィーノへ。…

ミッドウィーク・バーレスク

渋谷のRラウンジでミッドウィーク・バーレスクを見てきた。実は月末、アメリカ文学会東京支部でバーレスクについて学会発表するので、その前にどうしても一回はバーレスクを日本で見ておきたかった。 日本でバーレスクを見るのは初めてだったのだが、大変面…

クイーンエリザベスホール、ミュウ・ミュウ「マッチ売りの少女」〜ステージが停電して四苦八苦するショーガールとアンデルセンのおとぎ話を重ねた気の利いたキャバレーアクト

サウスバンクセンターのクイーンエリザベスホールでオーストラリアのショーガール、ミュウ・ミュウのキャバレーアクト、Little Match Girl(「マッチ売りの少女」)を見てきた。 こちらがセット。 これは開演前なので電気がついているが、開演10分くらいでいき…

コックピット座、サイエンスバーレスク〜野心的だが失敗気味の科学コミュニケーションショー

コックピット座でサイエンスバーレスクというショーを見てきた。バーレスクと言っているがストリップティーズショーはなく、もうちょっとオーソドックスなタイプのバーレスクで、パロディやきわどいスタンダップコメディ、セクシーな歌なんかを使って科学の…

『ストリップティーズ』著者の新刊が翻訳されました

私がバーレスク論文で紹介したStriptease: The Untold History of the Girlie Showの著者Rachel Shteirの新著邦訳が出たそうです。 これ、私は読んでないんですが、去年出たThe Steal: A Cultural History of Shopliftingの邦訳らしい。 で、私てっきりこの…

魅惑の全体主義、たまにセックス〜クレイジーホース@ロンドン、『フォーエヴァー・クレイジー』

パリの伝説的なキャバレー、クレイジー・ホースのロンドンツアー公演『フォーエヴァー・クレイジー』(Forever Crazy)を見てきた。サウスバンクの仮設劇場でやってるのだが、これが仮設なのに、というか仮設であるからこそ、というべきか、会場が全くキャバレ…

エディンバラフリンジ(2)「ストリップサーチ」(Strip Search)〜同性愛をテーマにモノローグとストリップティーズを組み合わせた非常に政治的な重い演目

さて、時差ボケ気味なのもあってショーはひとつでやめとこうと思った…のだが、フリンジに沸き立つロイヤルマイルに足を踏み入れるとちょっとよくわからない脳内物質が湧いてきてもうひとつショーはしごしてしまった。二本目は「ストリップサーチ」(Strip Sea…

エディンバラフリンジ(1)クィア・フェミニスト・バーレスク'Alternative Sex Education'(代替的性教育)〜技術的には相当ひどいが、いいところもたくさんある

さてさてエディンバラフリンジ1本目。本当はシェイクスピアを見に行こうと思ったのだがチケットが売り切れてしまっていたので、ボンゴクラブにてクィア・フェミニスト・バーレスクと銘打っている'Alternative Sex Education'(代替的性教育)を見た。 これはバ…

ハーリー・バーリー・ショウ2012〜ポリーが出てなかった…

去年に引き続き今年もハーリー・バーリー・ショウがウェストエンドでかかるということで行ってきた。場所はダッチェス座。思えば去年見たハーリー・バーリー・ショウは始めて劇場でちゃんと見たバーレスクだったのだが、それ以来ずいぶんうちバーレスクに詳…

『マジック・マイク』(Magic Mike)〜人間ドラマとしては及第点だが、バーレスクを描いた芸道ものとしては失敗作

かの名作『フル・モンティ』以来の男性バーレスク映画である『マジック・マイク』("Magic Mike"リンク先音が出るので注意)がイギリスでも公開されたので見に行ってきた。自称・日本で唯一のニュー・バーレスク研究者としては張り切らざるを得ない…のだがなん…

アーコラ座(テント)、ペニー・アーケイド"Bitch! Dyke! Faghag! Whore!"(クソアマ!レズ!おこげ!売女!)〜バーレスクとスタンダップコメディ、ドキュメンタリー演劇を組み合わせた超クィアなショー

アーコラ座のテントでペニー・アーケイドのショー、"Bitch! Dyke! Faghag! Whore!"(クソアマ!レズ!おこげ!売女!というような本人以外は使っちゃいけない言葉を並べたすごいタイトル)を見てきた。全然何の予備知識もなく言ったのだが、ウィキペディアに項…

ロンドンワールドパーレスクゲームズ最終日、優勝者によるファイナルガラ

ロンドンワールドパーレスクゲームズ最終日は各コンテストの優勝者によるファイナルガラ。演目はほとんど同じで、ハコの大きさに応じてマイナーチェンジがある程度である。 トリプル・クラウン優勝者、アナ・ザ・フラガン。火の付いたフラフープを回しながら…

ロンドンワールドパーレスクゲームズ六日目、フィメイルクラウン

六日目もブッシュホールで女性ダンサーのコンテストだったのだが、もう結構へろへろになっていてそれぞれのパフォーマンスのことをよく覚えてなかったりする… 銀行強盗のルーティン。 フラフープ。 ブリティッシュフィメイルで優勝したイライザ・ディライト…

ロンドンワールドパーレスクゲームズ五日目、新人コンテスト

さて、五日目はシェパーズブッシュのブッシュホールという公民館みたいなとこで新人コンテスト。ブリティッシュとインターナショナル両方あるので19:30〜00:30という長丁場。 ホール内装。 しょっぱなから愛国婦人部隊もの。私にはわからん世界なのだがすご…

ロンドンワールドパーレスクゲームズ四日目、お待ちかねのボーイレスク!@ロイヤルヴォクソールタヴァーン

さてさて私が一番楽しみにしていたボーイレスク(男性バーレスク)はヴォクソールにある老舗のゲイクラブ、ロイヤルヴォクソールタヴァーンで開催。 内装はこんな感じ。わりと狭い。 まあ困ったのはゲイクラブなんで女子トイレがないこと。いくらうちが図々し…