歴史
『ビートルズと私』を見てきた。ビートルズのメンバーに会ったことある人たちを取材するというドキュメンタリー映画である。 ビートルズ全員に会ったことがあるスタッフやミュージシャンなどをはじめとして、解散後にビートルの誰かに会った人とかファンとか…
池袋演劇祭の審査ということで、萬劇場でFull Monty『新・戦国浪漫 イナズマ』を見てきた。 あらすじは本能寺で信長の死体が出てこなかった→信長は生きてるという歴史ネタで、これに明智光秀方についた暗殺集団阿修羅をからめた時代ものである。かなり歴史改…
初期近代女性向け本を概観する便利な研究書〜Suzanne W. Hull, Chaste, Silent and Obedient: English Books for Women 1475-1640
Suzanne W. Hull, Chaste, Silent and Obedient: English Books for Women 1475-1640(Huntington Library Press, 1988)を読んだ。Chaste, Silent and Obedient: English Books for Women 1475-1640posted with amazlet at 13.09.10Suzanne W. Hull Huntingto…
「ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたり― 」を東京都美術館で見てきた。 これ、キャッチフレーズが「ルーヴルの『女神』、来日」で、なんかルーヴルの彫刻とかを適当に並べた展示だったらどうしよう…とか思いつつ地中海だっていうから…と思ってあま…
練馬区立美術館で「モダン・パリの装い 19世紀から20世紀初頭のファッション・プレート」を見てきた。雑誌のファッションプレートや挿絵本(直接ファッションを主題にしてないものも結構あったが、当時のオシャレがよくわかるファッショナブルなもの)を中心に…
斉藤光政『偽書「東日流外三郡誌」事件』(新人物往来社、2010)を読んだ。ニセ歴史に興味ある人の間では前から有名らしい本の文庫版である。偽書「東日流外三郡誌」事件 (新人物文庫 さ 1-1)posted with amazlet at 13.09.05斉藤 光政 新人物往来社 売り上げ…
新實五穂『社会表象としての服飾―近代フランスにおける異性装の研究』(東信堂、2010)を読んだ。社会表象としての服飾―近代フランスにおける異性装の研究posted with amazlet at 13.08.27新實 五穂 東信堂 売り上げランキング: 885,184Amazon.co.jpで詳細を見…
Simon Reynolds (サイモン・レイノルズ), Retromania: Pop Culture's Addiction to Its Own Past 『レトロマニア―大衆文化の過去中毒』(Faber and Faber, 2011)を読んだ。 Retromania: Pop Culture's Addiction to its Own Pastposted with amazlet at 13.08…
Helen Hackett, A Short History of English Renaissance Drama (I. B. Tauris, 2013)を読んだ。A Short History of English Renaissance Drama (I.B. Tauris Short Histories)posted with amazlet at 13.08.23Helen Hackett I B Tauris & Co Ltd Amazon.co.…
アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ『そのとき、本が生まれた』清水由貴子訳(柏書房、2013)を読んだ。 そのとき、本が生まれたposted with amazlet at 13.08.16アレッサンドロ・マルツォ マーニョ 柏書房 売り上げランキング: 167,221Amazon.co.jpで詳細を…
Linda Levy Peck, Consuming Splendor: Society and Culture in Seventeenth-Century England (Cambridge: Cambridge University Press, 2005)を読んだ。これは話題になった本なので既に読んだ人も結構いるのかも。Consuming Splendor: Society and Culture …
John Kerrigan, Archipelagic English: Literature, History, and Politics 1603-1707 (Oxford: Oxford University Press, 2008)を読んだ。 Archipelagic English: Literature, History, and Politics 1603-1707posted with amazlet at 13.08.12John Kerriga…
Margaret P. Hannay, ed., Silent but for the Word: Tudor Women As Patrons, Translators, and Writers of Religious Works (Kent State University Press, 1985)を読んだ。 Silent but for the Word: Tudor Women As Patrons, Translators, and Writers o…
科学史鑑賞会『風立ちぬ』を見た。 id:nikubetaさん、id:kosuke64さん、 id:emeroseさんも参加。 一言で言うと『イングロリアス・バスターズ』の後にこのような第二次世界大戦ものの歴史映画を作っていいとでも思ってるんだろうかと思った。これはもちろん褒…
「『田舎と都会』と『〈田舎と都会〉の系譜学』を一緒に読むハングアウト読書会」に向けた最後の参考文献として、本日は高山智樹『レイモンド・ウィリアムズ: 希望への手がかり』(彩流社、2010)を読んだ。レイモンド・ウィリアムズ: 希望への手がかりposted …
『田舎と都会』読書会、既に課題図書は二つともメモをアップしたので、今日からは参考図書のメモをアップする。今日は山田雄三『ニューレフトと呼ばれたモダニストたち:英語圏モダニズムの政治と文学』(松柏社、2013)。ニューレフトと呼ばれたモダニストた…
8/5に開催する「『田舎と都会』と『〈田舎と都会〉の系譜学』を一緒に読むハングアウト読書会」準備企画として、今日からレイモンド・ウィリアムズ強化週刊を実施。まずはレイモンド・ウィリアムズ『田舎と都会』山本和平、増田秀男、小川稚魚訳(晶文社、198…
ロッテ・ヘリンガ『初期イングランド印刷史:キャクストンと後継者たち』(雄松堂、2013)を読んだ。初期イングランド印刷史posted with amazlet at 13.07.25ロッテ・ヘリンガ 雄松堂出版 売り上げランキング: 779,247Amazon.co.jpで詳細を見る 自社製品なので…
『最後のマイ・ウェイ』を見てきた。『マイ・ウェイ』の原曲である'Comme d'habitude'を作ってヒットさせたフランスのシンガー、クロード・フランソワの生涯を描いた芸道伝記ものである。そもそも私は「マイ・ウェイ」の原曲がフランスの曲だというのを全然…
ルーシー・ワースリー『暮らしのイギリス史:王侯から庶民まで(NTT出版、2013)を読んだ。暮らしのイギリス史―王侯から庶民までposted with amazlet at 13.07.22ルーシー・ワースリー エヌティティ出版 売り上げランキング: 105,434Amazon.co.jpで詳細を見る …
レイチェル・シュタイア『万引きの文化史』(太田出版、2012)を読んだ。万引きの文化史 (ヒストリカル・スタディーズ03)posted with amazlet at 13.07.08レイチェル・シュタイア 太田出版 売り上げランキング: 77,282Amazon.co.jpで詳細を見る レイチェル・シ…
あうるすぽっとで文学座の『ガリレイの生涯』を見てきた。やはりブレヒトの原作がすごく優れていると思ったのだが、演出のほうはちょっと真面目でストレートすぎるのでは…という気がした。 話はガリレオ・ガリレイの後半生をかなり丁寧に追ったもので、ガリ…
『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』を見た。デンマークの歴史映画で、いわゆるいい意味でリヴィジョニスト的な歴史記述を心がけようとする試みなんだろうと思う。お話は英国から来たカロリーネ王女がデンマーク王クリスチャンと結婚するところから始まる…
今日の昼休みはおかねを見てきた。 ロビーに石貨と一億円が… ふつうの博物館なのにやたら警備の人が多いなと思ったが、ここ日本銀行なんだもんね。 かなり前に貨幣博物館に一度行ったことがあったのだが、わりと展示替えしてあって、お札の偽造防止について…
ウォン・カーウァイの『グランド・マスター』を見てきた。なんていうか、ウォン・カーウァイがこういう歴史映画を撮ると思ってなかった…歴史叙述のスタイルといい、「演技すること」に関するこだわりといい、タランティーノ化してないか?っていうかタランテ…
『リンカーン』を見てきた。これはアメリカ合衆国憲法修正第13条(奴隷の禁止)のためにリンカーン大統領を中心として行われた議会駆け引きを主題とする映画である。 で、私はいやみったらしい政治家同士の足の引っ張り合いとかねちねちしたロビー活動とかそう…
三菱一号美術館の奥にある歴史資料室で「丸の内・近代ビジネスマンのくらし」展を見てきた。入場無料。 世紀転換期くらいの丸の内のオフィスを再現するため、家具とかにも気を遣っている。 文学作品にあらわれる丸の内特集。 ビルヂング読本! 丸の内のオフ…
第七回歴史コミュニケーション研究会に出席した。 報告内容についてはこちらとかこちらで既に詳しい説明があがっているからいいとして、私が気になったのは第二部「さかのぼり世界史A」である。というのも、なんか普段文学や芝居、映画のナラティヴに触れて…
Vera Keller, 'The "New Worlds of Sciences": The Temporality of the Research Agenda and the Unending Ambitions of Science', Isis 103 (2012): 727-34を読んだ。この論文は5/1にあるIsisのリストマニア特集読書会で私が担当するものなので、一応当日の…
さてさて、ナショナルトラストのツアーの後はマジカル・ミステリー・ツアーへ。 こんなバスで行く。 いろいろビートルズゆかりの通りなどをめぐるバスツアーである。 ジョージの家近辺。 ジョージの家のそばにすんでいるネコ。 ペニー・レイン。 なお、「ペ…