歴史
和田敦彦『書物の日米関係―リテラシー史に向けて』(新曜社、2007)を読んだ。書物の日米関係―リテラシー史に向けてposted with amazlet at 14.03.09和田 敦彦 新曜社 売り上げランキング: 908,375Amazon.co.jpで詳細を見る 戦前から戦後くらいまで、日本から…
堀北真希主演の『9days Queen〜九日間の女王〜』を赤坂ACTで見てきた。エドワード6世崩御後に9日間だけイングランド女王の座についたジェーン・グレイの半生を描いた歴史ものの芝居である。青木豪脚本、白井晃演出ということで、完全和製で英国史劇を目指す…
森アーツセンターギャラリーで「テート美術館の至宝 ラファエル前派展 英国ヴィクトリア朝絵画の夢」を見てきた。 これ、元の展覧会をロンドンで見てるのだが、かなり印象が違う。とりあえず今回の巡回展では、テートがバーミンガム美術館から借りてきて出し…
最近『ダウントン・アビー』を見始めたのだが、これは今第4シーズンまで放送している。UKのドラマはアメリカや日本に比べると1シーズン(英国英語ではシリーズということが多い)あたりの話数が少ないことが多く、かなりばらつきはあるが『華麗なるペテン師た…
リー・ダニエルズ主演、フォレスト・ウィテカー主演の『大統領の執事の涙』を見た。原題がThe Butlerで、かなり骨太な歴史ものなのでこんなセンチメンタルなタイトルじゃないほうがいいんじゃないかと思うのだが… 内容は、アイゼンハワーからレーガンまでの…
ロン・ハワード監督、ダニエル・ブリュール、クリス・ヘムズワース主演『ラッシュ/プライドと友情』を見た。 これは1976年のF1で激しい優勝争いを繰り広げたライバル同士、UKのジェームズ・ハント(クリス・ヘムズワース)とオーストリアのニキ・ラウダ(ダニエ…
トライシクル座でエイドリアン・レスター主演の'Red Velvet'を見てきた。 Red Velvet (Modern Plays)posted with amazlet at 14.02.07Lolita Chakrabarti Methuen Publishing Amazon.co.jpで詳細を見る この芝居はロリータ・チャクラバーティが2012年に書き…
BLで'Georgians Revealed: Life, Style and the Making of Modern Britain' 「ジョージ王朝人解明:暮らし、スタイルと近代ブリテンの創造」を見てきた。Georgians Revealed: Life, Style and the Making of Modern Britainposted with amazlet at 14.02.07M…
ヴィクトリア&アルバートで'Club to Catwalk: London Fashion in the 1980s'「クラブからキャットウォークへ〜1980年代のロンドンのファッション」を見た。 80s Fashion: From Club to Catwalkposted with amazlet at 14.02.07Sonnet Stanfill Victoria & Al…
渡英してすぐバービカンでグレゴリー・ドーラン演出、デイヴィッド・テナント主演のRSC『リチャード二世』を見てきた。なんてったってデイヴィッド・テナント!っていうことですっごく苦労してチケットを手に入れて楽しみにしていたのだが、なんか意外なほど…
ウィキペディアに、クリス・オダウドが出てる映画『ソウルガールズ』の項目を立てたのだが、スタブ段階なので皆様加筆をお願いします。アボリジニのガールグループがヴェトナムに慰問に…という実話をもとにした音楽映画で、主演のザ・サファイアズを演じる女…
ハンス・ウルリッヒ・オブリスト『キュレーション 「現代アート」をつくったキュレーターたち』村上華子訳(フィルムアート社、2013)を読んだ。キュレーション 「現代アート」をつくったキュレーターたちposted with amazlet at 14.01.17ハンス・ウルリッヒ・…
シネマカリテでようやく『ハンナ・アーレント』を見てきた。最初のうちは大混雑だったそうだが今はそうでもなくゆっくり楽しむことができたのだが、とにかくむちゃくちゃ良い映画である。哲学論争なんてなかなか映画化しにくい題材だと思うが、演出も演技も…
ビートルズ及びアップルの秘書として11年間働いたリヴァプール出身の女性、フリーダ・ケリーの話をまとめたドキュメンタリー映画『愛しのフリーダ』を見た。 フリーダは大変口が堅く忠実な秘書だったので、最近まで全くビートルズのことを口外せず、60年代に…
新宿ピカデリーで『モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 〜グレアム・チャップマン自伝』を見てきた。 その名のとおりパイソンズのグレアムの自伝を映画化したものである…のだが、グレアムの伝記映画なんで一筋縄でいくわけがない。グレアムが生前に朗読し…
佐滝剛弘『国史大辞典を予約した人々: 百年の星霜を経た本をめぐる物語』(勁草書房、2013)を読んだ。国史大辞典を予約した人々: 百年の星霜を経た本をめぐる物語posted with amazlet at 13.12.02佐滝 剛弘 勁草書房 売り上げランキング: 328,790Amazon.co.jp…
『42 〜世界を変えた男〜』を見てきた。 42というのは「人生、宇宙、全ての答え」なのかと思ったら、アフリカンアメリカンとして始めてメジャーリーグの選手となったジャッキー・ロビンソンの背番号だそうで、これはジャッキー・ロビンソンがメジャーリーグ…
いのうえひでのり演出、森田剛主演の『鉈切り丸』を見てきた。日本版『リチャード三世』ということなのだが、時代は鎌倉時代初期に設定されており、話は血で血を洗う源氏の内紛に置き換えられている。歴史上の人物をかなりちゃんと取り入れており、リチャー…
『恋するリベラーチェ』を見た。スティーヴン・ソダーバーグ監督で、マイケル・ダグラスとマット・デイモン主演。ロブ・ロウやダン・エイクロイドもちょっとだけ出ている。アメリカでは映画としてではなくテレビドラマとして公開されたらしい。 アメリカのス…
ルシアン・ジェンキンズ『西洋音楽史I:バロック以前の音楽』小林英美、田中健次監修、松山響子翻訳(学研、2010)を読んだ。四巻まで日本版が出ている音楽史シリーズの最初の巻らしい。西洋音楽史I―バロック以前の音楽 (NAXOS BOOKS DISCOVER)posted with ama…
ジェリー・ブロトン『はじめてわかるルネサンス』(ちくま学芸文庫、2013)を読んだ。はじめてわかる ルネサンス (ちくま学芸文庫)posted with amazlet at 13.10.31ジェリー ブロトン 筑摩書房 売り上げランキング: 109,164Amazon.co.jpで詳細を見る これはオ…
ロナルド・H.フリッツェ『捏造される歴史』(原書房、2012)を読んだ。歴史学者が書いた、「ニセ歴史の歴史」本である。捏造される歴史posted with amazlet at 13.10.29ロナルド・H. フリッツェ 原書房 売り上げランキング: 63,314Amazon.co.jpで詳細を見る 扱…
ブリヂストン美術館で「カイユボット展」を見てきた。あまり期待していなかったのだが、展示の仕方に工夫があり、楽しめた。 ギュスターヴ・カイユボットの絵画自体は写実的な印象派という感じで、マネっぽかったりモネっぽかったりルノワールっぽかったり、…
日本橋高島屋で「華麗なるステージの軌跡 宝塚歌劇展 −輝き続けて1世紀−」を見てきた。 百貨店美術館の展示ということで、まあスキャンダルとかはなく(戦争協力の話は少しある)ひたすら華やかな資料を使って宝塚の歴史をきれいにまとめる、というものなのだ…
さて、お茶もすんだのでさらに散策を続ける。 こちらは風見鶏の館。 阪神大震災で壊れたらしいのだが、長期間かけて修復したとか。 ここに住んでいたトーマス一家は故郷ドイツに一時帰国した最中に第一次世界大戦が勃発、財産のほとんどを日本に置いたままド…
まず坂をのぼっていったところにあるのがプラトン装飾美術館というイタリアふうの異人館。 メイドさんがいたりとか、かなりキッチュな美術館である。 旧中国領事館。 北野外国人倶楽部。ふくろう小物を使ったインテリア。 山手八番館。 内部は博物館になって…
さて、鹿児島のシェイクスピア学会の次はいろいろ用事があって神戸へ。 観光できる日が一日あったのでとにかく街へ。これは三宮駅前のトマソンとしか思えない、歩道橋に設置された信号機。 まずはカフェ・ド・パリで昼ごはん。 とりあえずは北野の異人館界隈…
さて、学会最終日に城山方面から天文館まで散歩をした。 まずはバスで西郷洞窟へ。 まあ、ただの洞窟である。 敬天愛人の碑が設置されているトンネル。 鶴丸城跡を散策。 西南戦争の跡地。 西郷像。 医学院跡。 天文館。 永田シロアリ。この看板が目抜き通り…
仙巌園のそばにある異人館も散策した。 これは仙巌園のすぐわきにある薩摩切子の工房。 中を見学できる。 昔の窯の遺跡らしい。 橋にまで薩摩切子。 異人館。中は撮影できない。 この時の桜島の様子。
『ビートルズと私』を見てきた。ビートルズのメンバーに会ったことある人たちを取材するというドキュメンタリー映画である。 ビートルズ全員に会ったことがあるスタッフやミュージシャンなどをはじめとして、解散後にビートルの誰かに会った人とかファンとか…